知的障がい者サッカーを応援していただく皆様へと日本知的障がい者サッカー連盟の斉藤紘一さんからの第３弾の報告がはいりました。
８月３１日（火）に決勝トーナメント進出をかけたフランス戦が行
われました。
結果は残念ながら、日本２－５フランス。
予選敗退してしまいました。今後は９－１１位決定リーグへ回ります。
本当に多くの方に応援していただいたにも関わらず結果を出すこと
ができずに申し訳ございませんでした。
選手の中にはけがを押して出場した選手も多くいます。
笠原選手は、痛いのを我慢してずっと練習をしていました。
本来、アスリートとしては休むことも重要ですが、現地入り後も彼
は生真面目に練習に励んでいました。
彼と終了後にホテルに戻り２人で３０分以上軽いジョギングをしました。
色々な話をする中で「サッカーに負けてこんなに涙が出たことはな
いです」と言っていました。
「とても悔しい」とも
私は「何が一番悔しかった？」と聞くと、彼は答えました。
そして、その答えを聞き、僕自身試合終了後に感じた悔しさ以上の
悔しさを感じました。
彼らを強くするためにこれからも全力でサポートしたい。改めて、
そう南アフリカの地で決意しました。
そのためにももっと多くの方に知的障がい者サッカーを知ってもら
いたいと。
残り２戦、全力で戦います。
皆さん応援宜しくお願い致します。
最後に笠原選手の言葉で閉めたいと思います。
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「現地で支えてくれているスタッフ、
そしてたくさんの人の応援で南アフリカへ来れたことを考えると、
結果を出して応えたかったです。
それが出来なかったのが本当に悔しいです。
もっとうまくなりたい。強くなりたいです。」
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2010年９月１日（水）
日本知的障がい者サッカー連盟
斎藤紘一