読書の秋…。
わたしはどちらかというと、食欲の秋かしら(笑)。
でも、そうは言っても、この秋から来年にかけて、本はたくさん出ますよ~(^_^)b
すでに、2冊出版されましたょ。
![離婚の手続きと進め方](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/2b/15/j/o0110016910302110826.jpg?caw=800)
![熟年離婚の相談室](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/f9/d8/j/o0110015810302110827.jpg?caw=800)
左が、「これだけは知っておく 離婚の手続きと進め方」(日本文芸社)。
お金の問題子どものこと、法知識、具体的手続きまでをアドバイスした本です。
そして右は、熟年離婚に的を絞った、「熟年離婚の相談室」(C&R研究所)
年金分割や財産分与や離婚裁判など、熟年離婚につきまとう悩みに私がズバリ答えています。
お求めは、からどうぞ。
……この、まず出た新刊2冊は、両方とも離婚に際しての実用本ですが、この後は、以前出した『ちょっと待ってその離婚』が、内容もさらにパワーアップした文庫版になって出版されるほか、恋愛ものなども出版が予定されていますので、どうぞお楽しみに☆
さて、その一方で、テレビやラジオ、講演会など、あいかわらずあくせくと活動しています。
昨日は、東京の人気FM局、J-WAVEの『JAM THE WORLD』というジャーナリスティックな番組に生出演してきました。
何故呼ばれたかというと…、なんでも、先日ドイツのある政治家が党首選挙に出馬した際、『結婚7年契約制』を公約に掲げたことで、ドイツのみならず話題になっているということで、この公約について意見を求められた、というのが主なところ。
ドイツって、「7年目の離婚」がすごく多いんですって。
「7年目の浮気」っていうマリリン・モンローの映画が昔ありましたけど…7年目に離婚…。
でもこれは、日本に比べると、比較的長い、というのが私の率直な印象ですね。日本の夫婦、特に若年層は、5年以内に破局してしまうケースが多いと聞きますから。
まぁそれにしても、だからといって7年契約制というのも、なんとなく違和感がありますね。
その辺について思うことをを色々話してきました。
![八塩圭子さんと](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/f5/fa/j/o0160022910302110829.jpg?caw=800)
この日(水曜日)のパーソナリティ・八塩圭子さんと、放送後にパチリ。
気さくな方ながら、鋭い質問を投げかけていただき、私もかなりがんばっちゃいました。
「結婚の形や家族の形が多様化してきた日本でも、検討してみる価値のある制度だと思いますか?」
という質問もあったりして。
でも私は、それよりもむしろ、アメリカやフランスなどで一般化している『プリナップ(結婚契約)』のようなものを取り入れた方がいいのでは、と最近考えています。
プリナップは、生活上の義務、資産の取り扱い、離婚の条件といった夫婦生活に関するあらゆる事柄を、あらかじめ結婚前に取り決めておくことで、夫婦間の規範を明確にし、婚姻生活上でのトラブルや、離婚時のゴタゴタを抑止しようという、いわば保険のようなものと言っていいでしょう。そしてその書面も、夫婦間の約束事を覚え書きにした程度のものから、仮に離婚に至ったときに財産分与などで揉めないために、しっかりとした取り決めを交わし、それを公正証書として残すといった本格的なものまで、さまざまです。
ただ、「契約」という響きは、まだまだ日本人にとっては受け入れがたいものであるかもしれません。しかし、これから日本で広がって行くであろうプリナップのムーヴメントは、「契約書を作成する」という行為そのものが一番の意義ではありません。それを作成していく過程で、なんとなく言いづらかった、あるいは聞きづらかったことや、うやむやにしてしまいがちなことについて、しっかりと話し合い、お互いをきちんと理解し、夫婦のコンセンサスを明確にすることに意義があるのです。言い換えれば、「自分の権利や財産を守るため」ではなく「フェアな関係を確立し、維持する」ための確認作業として、日本の婚姻における新しい習慣となりえないか、と考えているところです。
…とまぁ、やはり秋ともなると、なんとなく、いつもよりアカデミックなことを思いめぐらすようになるなぁ、と思う今日この頃。
大学院もあるし、忙しいけれど、やっぱりこれからの季節、たくさん本などを読んで、情報と知識を身につけていかなければ…
岡野あつこ、頑張りますσ(^^)
ではでは(^o^)/~~~
わたしはどちらかというと、食欲の秋かしら(笑)。
でも、そうは言っても、この秋から来年にかけて、本はたくさん出ますよ~(^_^)b
すでに、2冊出版されましたょ。
![離婚の手続きと進め方](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/2b/15/j/o0110016910302110826.jpg?caw=800)
![熟年離婚の相談室](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/f9/d8/j/o0110015810302110827.jpg?caw=800)
左が、「これだけは知っておく 離婚の手続きと進め方」(日本文芸社)。
お金の問題子どものこと、法知識、具体的手続きまでをアドバイスした本です。
そして右は、熟年離婚に的を絞った、「熟年離婚の相談室」(C&R研究所)
年金分割や財産分与や離婚裁判など、熟年離婚につきまとう悩みに私がズバリ答えています。
お求めは、からどうぞ。
……この、まず出た新刊2冊は、両方とも離婚に際しての実用本ですが、この後は、以前出した『ちょっと待ってその離婚』が、内容もさらにパワーアップした文庫版になって出版されるほか、恋愛ものなども出版が予定されていますので、どうぞお楽しみに☆
さて、その一方で、テレビやラジオ、講演会など、あいかわらずあくせくと活動しています。
昨日は、東京の人気FM局、J-WAVEの『JAM THE WORLD』というジャーナリスティックな番組に生出演してきました。
何故呼ばれたかというと…、なんでも、先日ドイツのある政治家が党首選挙に出馬した際、『結婚7年契約制』を公約に掲げたことで、ドイツのみならず話題になっているということで、この公約について意見を求められた、というのが主なところ。
ドイツって、「7年目の離婚」がすごく多いんですって。
「7年目の浮気」っていうマリリン・モンローの映画が昔ありましたけど…7年目に離婚…。
でもこれは、日本に比べると、比較的長い、というのが私の率直な印象ですね。日本の夫婦、特に若年層は、5年以内に破局してしまうケースが多いと聞きますから。
まぁそれにしても、だからといって7年契約制というのも、なんとなく違和感がありますね。
その辺について思うことをを色々話してきました。
![八塩圭子さんと](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/okano-azco/f5/fa/j/o0160022910302110829.jpg?caw=800)
この日(水曜日)のパーソナリティ・八塩圭子さんと、放送後にパチリ。
気さくな方ながら、鋭い質問を投げかけていただき、私もかなりがんばっちゃいました。
「結婚の形や家族の形が多様化してきた日本でも、検討してみる価値のある制度だと思いますか?」
という質問もあったりして。
でも私は、それよりもむしろ、アメリカやフランスなどで一般化している『プリナップ(結婚契約)』のようなものを取り入れた方がいいのでは、と最近考えています。
プリナップは、生活上の義務、資産の取り扱い、離婚の条件といった夫婦生活に関するあらゆる事柄を、あらかじめ結婚前に取り決めておくことで、夫婦間の規範を明確にし、婚姻生活上でのトラブルや、離婚時のゴタゴタを抑止しようという、いわば保険のようなものと言っていいでしょう。そしてその書面も、夫婦間の約束事を覚え書きにした程度のものから、仮に離婚に至ったときに財産分与などで揉めないために、しっかりとした取り決めを交わし、それを公正証書として残すといった本格的なものまで、さまざまです。
ただ、「契約」という響きは、まだまだ日本人にとっては受け入れがたいものであるかもしれません。しかし、これから日本で広がって行くであろうプリナップのムーヴメントは、「契約書を作成する」という行為そのものが一番の意義ではありません。それを作成していく過程で、なんとなく言いづらかった、あるいは聞きづらかったことや、うやむやにしてしまいがちなことについて、しっかりと話し合い、お互いをきちんと理解し、夫婦のコンセンサスを明確にすることに意義があるのです。言い換えれば、「自分の権利や財産を守るため」ではなく「フェアな関係を確立し、維持する」ための確認作業として、日本の婚姻における新しい習慣となりえないか、と考えているところです。
…とまぁ、やはり秋ともなると、なんとなく、いつもよりアカデミックなことを思いめぐらすようになるなぁ、と思う今日この頃。
大学院もあるし、忙しいけれど、やっぱりこれからの季節、たくさん本などを読んで、情報と知識を身につけていかなければ…
岡野あつこ、頑張りますσ(^^)
ではでは(^o^)/~~~