…気がついたらもうとっくに松の内を過ぎて、1月も半ばですね。早いなぁ。
いやホントに、年初からめまぐるしいスケジュールに追われ、嬉しい悲鳴を上げている岡野です(*Д*)
皆さんは年頭、どんなスタートを切りましたか?
なにはともあれ、元気よく行きましょう!

…ということで、昨日はがっつりと「芸能人」してきましたょ(笑)
早朝から、ラジオ出演 ~ 雑誌の座談会 ~ テレビ出演と盛りだくさん。

まずは、ニッポン放送の『森永卓郎と垣花正の 朝はニッポン一番ノリ!』というニュースバラエティ番組に、ゲストコメンテーターとして招かれました。
ニッポン放送1

ニッポン放送2











この番組で今週、2007年問題をシリーズで扱っていて、昨日木曜日は『熟年離婚』がテーマ。
そこで、この4月から施行される年金分割制度と熟年離婚の相関関係や、この問題を意識している熟年夫婦へのアドバイスなどについて、パーソナリティで経済アナリストの森永卓郎さん、アナウンサーの垣花正さんのナビゲートでお話しさせていただきました。
この問題は今まさに注目度が最高潮で、各メディアからの問い合わせも殺到中。
今までは離婚すると、妻は基礎年金(国民年金分)しか受け取れなくなっていたのが、この4月からは結婚していた期間中の報酬比例年金(厚生年金分)の最大2分の1を分割してもらえるようになる。それで今、この制度導入まで離婚を先延ばしにしている熟年妻が多いのでは? という関心が高まっているんですね。

でもこの制度、良くも悪くも考えるべき点が多いので、みなさんもしっかり把握しておいた方がいいかと思いますよ。
ちなみに私も、来月2月3日に、この問題を詳しく説明する『年金分割セミナー』を開催しますので、興味ある方は、ぜひ。


さて、ニッポン放送を後にした私は、続いて赤坂のホテルへ。
お次は、雑誌『婦人公論』の企画で、『パラサイト・シングル』や『希望格差社会』などの著書をもつ東京学芸大学教授の山田昌弘先生と、「年の差結婚」について、麻木久仁子さんの司会で座談会を行いました。

婦人公論









山田先生には以前からお会いしたかったので大感激! 麻木さんも飾らない魅力が素敵でした。
そして、テーマの「年の差結婚」も、確かに今注目されている話題のひとつ。
私も『もしも運命の人が年下だったら 恋も人生もうまくいく』という本を昨年末に出したばかり。そこで、「今は年上女性と年下男性の恋が注目度◎ですよ!」という話をメインにお話しさせていただきました。
難婚の時代といわれる昨今ですが、山田先生の分析を聞くにつけ、これからの結婚観、とくに女性にとっての「結婚」というものに対する価値観は、これからどんどん変化を繰り返すだろうな……という思いを強くした次第。


その後、息をつく間もなく、今度はホテルを出た足で同じ赤坂のTBSテレビへ。
毎週月~金曜日の午前11時から放送中のワイドショー『ピンポン』に出演するためです。
この『ピンポン』でも、熟年離婚をシリーズで取り上げていて、その解説を依頼されての出演でした。

ピンポン1

ピンポン2

ピンポン3














今回は「DVに苦しめられた末、離婚を決意」したという方の再現VTRを題材に、ドメスティック・バイオレンスに悩む妻の進むべき道について、熟年離婚の問題と併せて考えました。
DV防止法が施行されて5年目に入ろうとしていますが、DV問題はこれからもなくなることはないでしょう。むしろ深刻化していくのでは……という懸念が、私にはあります。
今の女性たちは、昔の「耐え忍ぶ妻」よりも「男女平等意識」を優先します。この意識の変化に、男性の価値観が今ひとつついていけていないという現実を押さえておかなければなりません。
この男女間の意識の差が、例えば夫婦間の摩擦を大きくしてしまう恐れがあるし、主張する女性はより激しくぶつかり合ってしまいます。
男性も女性も、クールな視点と、より誠実なコミュニケーションが、これからの夫婦生活では重要になるということ、忘れないで欲しいと思います。


……と! そんなこんなで、めまぐるしいスケジュールの中で、私がカウンセリングなどを通じて日々感じていることを、昨日はあらためて考え、大いに語らせてもらった一日となりました。
と同時に、これからも色々なコメントを各方面から求められるに備えて、日々これ勉強勉強! とますます身が引き締まった思いです。

頑張らなくちゃね!!