私の、新たなスタート。 | おかんのちゃぶ台☆しゃべりと歌でココロにアプローチする主婦 ・ ババーランド(仮)代表

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あなたに、伝えたい。
ちゃぶ台で紡ぎ出されるコトバたち。
1968年生まれの、女 兼 妻 兼 母 兼 主婦
心理学・セラピー・カウンセリングあたりを得意技に
オールマイティに暮らしています。
そんな"おかん"の日々の雑記。すべては、愛ですよ、愛。

1月16日月曜日


私の父は、49歳の誕生日前に死んだ。
もう、24年前だ。

さて。

ある日、ふと思いついて、計算してみた。

それは、私の、いつになるだろう?



それは来週、平成29年の、1月23日なのだ。



それが済んだら、
私は、父を追い越す。



いつの頃からか、

私は、それからの日々を、
「オマケの日々」
と決めていた。


全く本能的なもので、
具体的に、だから何をしたいとか、
そんなんじゃなくて、
言ってみれば、
「生かされ」、「自ら生きる」日々。

なんら今と変わらないだろうか?

そうかもしれないね。




お父さんは、
この半年前から、肺がんで、入院していた。
「もう帰ってこれんと思う」
と私にだけ言って行った。
このことは、一昨年死んだ母にも内緒だった。
きっと彼岸で怒られたに違いない。


私だったら、
今の、私だったら、
あんな風に死ねるだろうか。


とてもできたひとで、
当時も私は、誰もが認めるファザコンだったけれど、
友達にもファンがちらほらいたりして、
誰にも優しくて、自慢の父だった。


そして、
私たちは、どれほど信頼され、愛されていたのか。


私は、同じように、夫を、子供たちを、きょうだいを、義父義母を、義兄弟を、信じ愛せているだろうか。


「虫の報せ」が一度だけあった。
後で聞いたら、一番はじめの危篤だったらしい。

このくらいだったろうか。

死を目前に、臨月の娘と、目に入れても痛くない孫を見に来たお父さん。

うたた寝する私を、「風邪ひくぞ」って、
あんなのは初めてで、
虫の報せなんて、
にわかに信じられなかった。




死んでから、
彼がお見本でお手本だったと気づく。




私は、追いつけるのだろうか?


追い越せるのだろうか?





目標は、1月23日。


私の、新たなスタートです。










素敵な毎日を。

愛と感謝をこめて。


おかん。