岡西佑奈「青曲〜minimal〜」


2024年7月13日(土)– 8月4日(日)
開廊日時:12:00-19:00 (土日のみ開廊)
住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F


この度CAPSULE GALLERYで
2年振りとなる個展を開催します。


書を中心とした制作活動を続ける中で
文字の深部に潜む本質や願い、
言語を超越した世界に
光を与えることなどを探求してきました。


2018年、
環境保全への願いを込めて、
海の青さと生物の泳跡を描いた作品
「青曲」を発表。


以来、書を中心に展覧会、
パブリックアート、
コミッションワークなど
多様な創作活動を行なっています。


本展では「青曲〜minimal〜」と題し、
私自身の生活の変化からもたらされる、
ミニマムな生き方を作品に
投影したものになっています。


長年追い求めている禅の思想にも通じ、
座禅を通して瞑想を行い、
その中で見えた「光」に
形や意味を与える作業と言えます。


また、これまで作品を発表する
プロセスの中で生じた膨大な
未発表の作品の集積から生じた
「青曲」の新シリーズ、
「推敲の転生」も発表予定です。



どうぞご高覧賜りますようお願い申し上げます。




掲載作品
“青曲-Greenland shark-”
mixed media,canvas
41×41cm
2024


Ph:高井朝埜


岡西佑奈 Yuuna Okanishi
書家・アーティスト


東京生まれ。
6歳から書を始め栃木春光に師事。
水墨画は関澤玉誠に師事。
自然界の「曲線美」を
書技によって追求し、
創作活動を行う。


主な個展

「月と太陽」(西武池袋百貨店、
2013、2015、2016)、

「無〜あるが儘〜」
(吉井画廊、2017)、

「青曲」
(軽井沢ニューアートミュージアム、2018)

、「ゆらぎのなかで」
(伊勢丹サローネアートウォール、2021)、

「心象○風景〜scenery of tokyo〜」
(吉井画廊、2022)など。



所蔵
天津美術館(天津、中国)、
鶴岡八幡宮、
東大寺


主な書籍
「線の美」(青幻舎、2019)