東南アジアでの仕事も増え
マレーシアに滞在しております。 

私がきてしばらくするとマレーシアで
ロックダウンが始まりました。

ロックダウンとは
外国人観光客および訪問客の入国を禁止、
教育機関の活動はもちろん政府機関
および民間企業の事務所・事業所閉鎖など。

許されることは
スーパーマーケット、コンビニなどの
生活必需品を購入するために
原則一人で外へ短時間出ることくらい。

汗を流したいと公園での
ランニングやウォーキングも、
もちろん禁止です。

そんなこんなで、
ロックダウンから一週間が経ちました。

黙々と作品の制作を
していることは好きなので、
ある意味集中しやすい環境ではありますが、
外の空気を吸うことを
ほとんど許されずに交流を
遮断される生活というのは、
たった一週間でも息苦しさを感じます。

あと一週間ロックダウンは続きますが
4月中旬まで延期させる可能性も高いそう。

ただ早い段階でロックダウンを決定し、
人との交流を遮断させれば
ウイルスが広がることを防ぐことが
できると感じています。

今では軍隊も出て、
昨日買い物へ出かけていたところ
私も止められました。

大勢の軍隊に囲まれると
流石に怖いものです笑

日本の都市でロックダウンがおきれば
間違いなく混乱が起きるでしょう。

今のうちから少しずつ
生活必需品を用意しておく必要が
あるかと思います。

事がおきてから人が殺到し、
物がないということを
できるだけ避ける為にも
皆で協力し合うことの大切さを感じました。

マレーシアでもロックダウン翌日の
朝一のスーパーは争奪戦でした。

こうしたときに人間の創り上げてきた
文明とは素晴らしいものだと感じます。

家にいながら遠くにいる家族と
テレビ電話をしながら話すことや
仕事の会議をすることも可能です。

繋がりたいという心理は
人間の本質的欲求の一つと考えていますが、
まさにそれを満たしてくれる
素晴らしい技術だと、
この閉鎖された状況の中で
改めて噛み締めています。

外へ出て友達とお茶をしたり、
ジムに行ってヨガをする事、
買いたいものを買いたいときに買える事、
人で溢れた街を歩ける当たり前の生活が
どれほどまでに幸せなことか。

私たちの生活を改めて見直すチャンスと思い、
そして本当の意味での平和とは
一つの国だけではなく、
世界中それぞれの国が
手を取り合いながら
目指していくものだと感じております。

一刻も早いコロナウイルスの終息を
心から願っております。







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