理解に苦しむ

会社から帰り,ﾃﾚﾋﾞをつけたら2件の事件がﾆｭｰｽで取り上げられていました｡

ひとつは伊丹の嘘つきｸﾚｰﾏｰの老婆｡ﾊﾟﾝに髪が入っていたという,自作自演のｸﾚｰﾑで数回その相手先の店を騙そうとしたそうです｡しかも法廷で意味不明な事をほざいてはぐらかそうとしていて,服役後どのようになるのか心配です｡

もうひとつは川崎のｹﾞｰｾﾝでの親子(?)｡母親とみられる女が子供にUFOｷｬｯﾁｬｰの中を覗かせ,ぬいぐるみを取らせる→SNSに投稿という流れです｡当然批判を浴びる訳ですがまたここでも女は意味不明な反論｡


他者の個性を否定するのは良くないとはいえ,近頃様々なﾆｭｰｽが流れる度にこうした理解に苦しむ人々を目にします｡体臭がとか口臭がとか一方的不満をSNSで投稿したあげく,列車に人をひかせようとした女もいましたし｡

そりゃ腹のたつ事はあります｡出荷伝票とか自分で書いて貼り付ける位の事とか,自分で書いた見積書のFAXを送信する位の事とかでも丸投げ,商品の確認の為に型式を聞こうとしたのを自分が判らないくせに逆ｷﾞﾚ,電話番号を間違えてかけたくせに逆ｷﾞﾚ,おまけに全く見に覚えのない事を持ちかけ,難癖をつけて怒鳴り散らす,こんな同僚や客もいて私だって腹のたつ事はありますよ｡
でもそこでうまく感情を制御出来ずに上記のような犯罪をやらかすようでは人として失格でしょう｡どれだけ自己愛が強いんですか?

いくつだから,とかいうそんな話ではないとはいえ,ここにあげた連中はそれなりに年を召した人達｡犯罪の後で何が待っているかはおろか,物事のよしあしも充分判ってている筈の人々です｡
どうすればこのような理解に苦しむ人々になるのか...考えられません｡