かたいやつ
前回実家に帰った時、柿のシーズンだった。
おかん実家は富有柿の産地でどこのオタクのお庭にも柿の木が植わってることが多い。
実家にもどでかい柿の木があったけど、家を建て替えるときに切ってしまった。
その代わりに小さな苗をうえたのだがそれが20数年たって実をつけるまでに成長した。
今回はその柿をうまい具合に頂くチャンスがあった。
「柿はかったーいがりがりのんがおいしいねん!だからこれお食べ!」と母がむいてくれた柿は硬くってちょっとだけ渋さの感じられるおいしいものだった。
おとたまは柿は食べない。我が家で柿が好きなのは私だけなのでなかなか購入する機会がない。
おいしいなあ♪と喜んで食べていることろにラインが来た。
「柿たくさん採れたから持っていくわ!」
やった!兄ちゃんのところからも柿がもらえる♪
兄の家には柿の木はない。義姉の親戚のオタクに大きな柿の木があるんだけどそこの家の人は柿が嫌いらしい(もったいない!)嫌いなのに採るのもめんどくさいので兄が呼ばれて好きなだけもってけ!と言われたそうである。
ええ時に帰ってきたもんやなぁ♪
柿をむいて兄に出すと
「やっぱ柿っちゅーのんは硬いうちに食べる方が断然おいしいな!!」という
柔らかくて甘くなった柿よりも硬くて甘さが少ない柿のほうがおいしい!
だからお店に売ってる柿では熟れていてガリガリの触感を味わうことが少ないという。
まったく同意見である。
そこで思い出す。
山梨の知人が
「桃は硬いうちに皮つきのままかじるのが最高なんよ!」と言ってたことを
私たち桃が貴重で高級品の家の人間は柔らかくなったのが食べごろと毎日桃の熟し具合を観察して食べごろになったら冷やしていただくのが常だけど、産地の人は硬くて甘味が少ないのがいいのね・・・
と思っていたけど、柿に関して全くの同意見であることに気が付いた。
そっか!産地から遠い人たちは出回るのが熟したものが多いからそれが普通で最高においしいと思ってしまうけど、産地の人間は硬くて若い実がおいしいという。
なんだか不思議だけど面白い事実だなと思う秋の夕暮れでありました。