食べ放題
先週のお休みのお話・・・
おかんは仕事、子供たちとおとたまはお留守番をしていた。
暑さでヨレヨレになって帰宅した私に子供たちが言った
「おかーさん!おとうさんがどこか涼しいところにお出かけしよう!って言ってるよ。」
「涼しいところってどこやねん?」
「うーん、博物館とかぁ・・・プールとか・・・」
「お母さん抜きでお願いします。」
「だめだよ!夏休み最後のお休みなんだから!ってお父さんが言ってる!」
「夏休み最後って・・・もう夏休みとっくに終わってますけど・・・」
「世間一般では今日が夏休み最後らしいで・・・」とおとたま登場!
そう思うならどこいくか私が帰ってくるまでに決めとけよ・・・と思いながら急いで昼ご飯を食べて出かける準備をした。
「あ~あついあつい・・・こんな時家におったら熱中症なるな・・・平日でもこんな暑かったらエアコンつけんとあかんで!ではしゅっぱーつ!」
涼しい車内でご機嫌のおとたまとお出かけにはしゃぐ子供たち。
疲れてぐったりなおかんを乗せて車は都会へ向かいました。
世間一般的な夏休み最終日の夕方ということでどこもすいてるかと思いきや・・・
都会には子供たちがわんさか!
そりゃそうだよ・・・人口が違うんだから、どこにいっても混雑や。
閉館ギリギリの博物館にはいってぐるっと一周まわって近くのショッピングセンターに入る。
せっかく来たから買い物したい!と思っても子供たちはうだうだとやかましい。
なぜだかめちゃめちゃでっかいガンダムが立っていたのでまったく興味がないおかんではあるが子供たちを連れて行く。気分は家族サービスのお父さんである。
そんなこんなで夕飯の時間。
さっきお昼を食べたおかんはおなかいっぱいである。
「バイキングいきたい!食べ放題だよ!」と食い意地の張った兄弟は言う。
しかしビュッフェは長蛇の列、おかんはおなかがいっぱい。
ふと見るとこちらにはとんかつ屋さんが・・・
「キャベツ!ごはん!おみそしる!生卵!おかわり自由」って書いてあった。
な・・・生卵??
それって卵かけごはん食べ放題ってことかしら??
バイキングに並ぶのは時間が読めないし次の日は学校だし、食いしん坊の親玉、ケーに提案してみることにした。
「ケーさん!あそこにとんかつ屋さんあるやん?ごはん、味噌汁生卵おかわり自由って書いてあるで!」
「え!!生卵??ってことは卵かけごはんが食べ放題??」
さすが食いしん坊のおやだま!こんな時の頭の回転だけは恐ろしく速い。
卵かけごはんにつられさっさとビュッフェをあきらめた二人。
豚カツ定食を頼んで待つあいだも卵もらいに行こうよ!とおやだまがうるさい。
「あんたはやっぱりおバカやな・・・ごはんもないのに卵だけもらってどうするん?丸のみするんか?」
「あ・・・そうか。」
「僕!飲んでみたい!」←なんでもやってみたいややこしいローが口をはさむ
「とにかく、豚カツが来るまで落ち着いて待ってなさい!それから体のために卵は一人二個まで!」
「そういえば・・・昼ごはんもチャーハンに卵入れて食べたわ・・・」
「それならなおのこと卵は二個まで!味わってお食べなさい!」
ケロケロはご飯を三杯おかわりし、私の豚カツも平らげ卵かけごはんを二杯堪能した。
そしてやっぱり一番食べ放題を堪能したのはおとたまである。
ごはん、キャベツ、おみそしる、そして生卵!すべてのものを堪能して出っ張ったおなかをさすりながら
「あかんなぁ・・・食べ放題は!食べ過ぎるわぁ!」
それくらい理性で止めろや!何回おんなじこと繰り返しとんねん!お前は子供か!!
と言いたい気持ちをぐっと抑えた大人なおかん。
こうして穏やかに一家の夏休みは終わったのでありました・・・