忘れることにしました。
あれはずーーーーーーーーーっとさかのぼって4月の半ば。
新しい学年が始まって最初の懇談会がありました。
そこにどどーんとおかれたカラフルな封筒。
え・・・去年は彫刻刀、今年は何を買わされるんや??
と嫌な汗をかきながらみてみるとそれは『お裁縫セット』の斡旋販売の封筒でした。
はぁ・・・お金がかかるわねぇ・・・こんなに高いのねぇ・・・
でも、中学生になっても使うだろうし、一人暮らしになっても使うかもしれないもんねぇ・・・(ちなみに私はいまでも小学校の時買ったお裁縫箱を持ってるよ)
今のはとてもおしゃれで、お裁縫箱ではないんだね。小さいバッグ型で中にはきっちりお裁縫道具が収まる形式でね、外のデザインもスポーツブランドからスポンジボブからキラキララメラメからいろんな種類があるんだよ。
懇談会が始まり、先生の説明では
「お裁縫セットの斡旋の締め切りは後日ご連絡します。」ということで、その日は封筒だけもらって帰ってきました。
これ、いつ締め切りなんだろう・・・と思いながらも日は経ち、しばらーく経ったある日の事。
ケーが学校から帰ってきて言いました。
「おかーさん!これ!!お裁縫セット!!今日が締め切りだったんだよ!!」
「は??お母さん、締切日きいてないけど!!懇談のときに先生が後日締切日はお知らせします!っていうてはってそれっきりやけど!!どういうこと??締切日、先生から連絡あったんちゃう?
ま、追加販売もあるみたいやし、それには間に合うからとりあえず明日お金持って行き!」
とお財布を開いたら・・・
1000円札が一枚足りず・・・
「ケー、千円たらん!あんた、持ってるやろ?あんたが言わへんかったのが悪いねんから君のお財布から1000円足して封筒に入れてもっていきやー!」
「え?返してくれるのでしょうか??」
「はて?わからんなぁ。とりあえずは足らん分、あんたが出し!!」
そして私は同じクラスで同じ役員のお母さんにメールをした。
するとそこのお子さんは
「昨日、明日が締め切り!ときいたのであわてて持たせました。」と返信。
ほれ!みてみぃ!やっぱりケーの連絡忘れやないかい!連絡ミスすると自分が困るってことしっかりわかればいいねん!このまま千円の件は催促されるまで忘れることにしよう!
と私の頭の中から千円事件をすっかり消去し、GWに突入。
連休の車の中でケーがぼそっといいました。
「おかーさん!ぼくの千円忘れてないよね?」
「は?なんのことでしょうか?」
「ほらぁ!お裁縫セットのときお金足りなくてぼくの財布から千円とったじゃないかぁ!」
「あんた!人聞きが悪いわね!あれは『ぼくが締切日を伝えるのを忘れて締切日が過ぎてしまい、あわててお金を持っていこうと思ったら千円が足りなくて、急きょぼくのお財布から千円出した。』の間違えでは??」
「なんでもいいけど!ぼくの千円だからね!」
「自分のもの買うねんからぼくの千円使うのは当たり前といっちゃ当たり前だわな・・・」
「あーん!ぼくの千円ーっ!!」
こんなやり取りもありつつ、先週。
同じクラスのしっかり者のお子さんを持つママさんにお会いしました。
「あ!そうや!お裁縫箱の締め切りってさー!いつやったん?うちのケー、カクカクシカジカでな。千円足らんかったし、子供の財布から千円出させてんけどさ。」
と行ったらママさんオオウケ!!
「ぎゃはは!やるねぇ!あの締め切りはね。確か週の頭に言われて週末が締め切りだったはずだよ。間違えても前日に言われて翌日締め切りみたいな感じではなかったな。」
ほれ!みて!!
やっぱりケーが忘れてたんや!みんなちゃーんとお母さんに伝えてお金持って行ってるやん!
よし、この件は完全消去いたしましょう。
うふふ、ケーさん、身を持って痛みを知ってくださいね♪
ほほほ~