あこがれ
どうやら、ローはケーに憧れを抱いているらしい。
前の幼稚園でお兄ちゃんのお下がりのエプロンをつけてると
「これ、お兄ちゃんのお下がりなんだよ♪ほら!ケーって書いてあるでしょ??」って先生に見せていたそうだ。
それを見た先生が私に
「お母さん!名前くらい付け替えてあげてよ!ローちゃんがお兄ちゃんのお下がりなんだぁ♪ってお名前見せてくれましたよ!」って言われたことがある。
「ちがうよ!せんせい!ちゃんとローのエプロンもあるのよ!でもローがわざわざ兄ちゃんのお下がりを幼稚園に持っていくんだよ!」って弁解したわ。
最近では
「早く、お兄ちゃんの空手着が小さくなって新しくならないかなぁ??」
「なんで?」
「だって、それを着て僕空手習いたいの♪」
こうやってお下がりを喜んできてくれるのは親としてはありがたいんだけど・・・
お下がりの前はケーが使っていた物だ。物を大切にできない。きっちりできないケーのお下がりははっきり言ってボロボロで・・・![]()
見ていて悲しくなる物ばかり。それでも「お兄ちゃんのお下がり♪」と喜んできているローはどうなんだろ?
ドリルだってケーがお勉強をしてるからローも同じようにやりたくなったわけで・・・
朝の忙しい時間に「これ!見て!!花丸つけて!!」なんて言われることもケーがいなければない訳で・・・
でもねぇ、まぁお勉強を自らすることはありがたいから。兄弟同士高めあってくれたらいいのよ。
だけど、さっきも言ったけど目標はケーなわけで・・・
ケーって言ったら・・・・・・・・・な男なわけで・・・
目標が低いんだよなぁ・・・
「おかーさん!ぼくねぇ。九九が言えるんだよ!!
さんいちが さん
さんにが ろく
さざんが きゅう
さんし じゅうに
さんご じゅうご
さぶろく じゅうはち
さんしち にじゅうし」
!!!
ちょいまて!!
やっぱり目標のケー先輩とおんなじ間違いしてるわ!
まずは目標のケー先輩にできる男になってもらわないとローの未来はあんまり明るくないのである。
ケー先輩を一人前にすること・・・かなりの苦労がいりそうだなぁ・・・