母たちの苦悩
ケーが年長の時、同じクラスになって仲良くなったお友達、さきちゃん。
さきちゃんママはとてもお若いのに礼儀正しく親切でいい人なので、私も仲良くさせてもらってるの。
一年の時はクラスも同じ。
さきちゃんとケーはとてもタイプが似ている。
ちょっと抜けていて、お勉強も得意ではなく、運動も・・・な感じだ。
まさに!ケーの女版なのである。
一年の時はちょっとでも不安なことがあると
「今日の宿題は計算だよね?提出はいつだっけ?」
「ちょっと!空き箱持って帰ってきたけど、これ捨てていいの?」
「虫取り網持って行くって言ってるねんけど、ほんとに持たせていいのかなぁ?」
などなど連絡を取り合っていたのである。
それが2年になってクラスが分かれてしまった。
新学期一日目、さきちゃんママから泣きのメールが入ったわ!
「なんで!ケーとクラスが分かれるのよぉ!これからどうしたらいいのよ!」
「それはこっちのセリフやわ・・・でもやることはそんなに変わらんからお互い連絡しあおうね!」
習い事が同じで、週に一度は顔を合わせるのでその時に情報交換はしてたんだけど、2年になってあまり頻繁にメールの交換はしなくなっていた。
お互い、ちょっとはしっかりしてきたんやろか??ま、ケーはまだあかんけどなぁ・・・
と思っていたある日、メールが来た。
さきちゃんママである。
「ねぇ、ケーママはさ、子供が忘れ物したら学校に持っていってる?」
「うーん、基本は届けない。自分が困ったら忘れ物しないように気をつけるようになるかな?と思ってるし。でも給食当番の白衣とか、他のお友達に迷惑がかかるようなものは届けると思うよ。なに忘れたの?」
「図工の材料が普通に机の上に置いてあるんだけど・・・」
図工の材料とは、かなり前から用意するように言われていて透明のプラスティックのパックいろいろと、そのパックの中に入れるビー玉、セロフファン、毛糸、綿、モールなどなど細かい材料がたーくさんあったのよ。
みんな、材料集めに苦労したはず!
「あはは、笑える!で、図工は何時間目なん?間に合うんやったら届けてあげたら?でもないならないでお友達から分けてもらってやるんじゃない?」
「うん、たぶん、今図工の時間中だと思うんだ。何とかお友達に分けてもらえていそうな気もするし、さきのことだから泣いて授業どころじゃないような気もするし…ありがとね!」
母の苦悩は続くのである・・・いつになったら解放されるんだろうなぁ??
次回はおかんの苦悩編です。