みだしなみ
髪がのびて毎朝爆発ヘアーになっているケー。
それは見事なもんである。
いつも爆発だろうがとんがっていようがお構いなしにそのまま登校している。
ま、いつか時が来ればきちんと身ぎれいにして外出するようになるだろう・・・とほっておくことにしている。
しかし!
こないだ、早くもそんな日が来たのである。
ある日の朝、私が顔を洗っているとケーがやってきた。
私は毎朝髪の毛をびちょびちょにしてタオルで拭き、ドライヤーをかける。
その作業を歯磨きしながらじっと観察していたケーの視線を感じていた。
私がドライヤーをかけ終わると
すすっと鏡の前にスタンバイ
水を出し、しばらく流れる水を眺めていた(もったいない!)
そして、意を決したかのように頭を水の中に突っ込み、髪の毛をぬらす。(ダイナミック)
うぱっ!ぷはーっ!!と顔をあげて焦りながら固く目を閉じたまま手探りでタオルを探しいそいでゴシゴシ!
ようやく顔をあげて自分の頭が濡れていることを確認。
3本置いてある中から自分サイズの小さいブラシを取り出し、ドライヤーのスイッチを入れる。
ぶぉ~っ![]()
あまりの勢いに驚いた様子のケー、すぐにドライヤーを止めてターボスイッチを弱モードに入れた。(波平かっ!)
半笑いを浮かべながら真剣なまなざしで髪の毛をときつつドライヤーをあてる。
そして決まった髪型に満足したようにニッコリ笑ってブラシとドライヤーを静かに元の位置に戻していってしまった。
一部始終を鏡越しにしっかり見ていた私。
その不器用な手つき、満足そうな顔、途中で何度も吹き出しそうになったけど
笑ったらあかん!ここで笑ったら彼のおしゃれ心がしぼんでしまう!!
と必死に我慢したわ♪
でも、そのおしゃれ心は一日で終わってんけど![]()
次におしゃれ心が騒ぎ出す時を心待ちにしているおかんである。