ドリル
2年生になってすぐのある日。
ケーがドリルをやっていた。
「おかあさん!わかんない!」
「なんで?それ一年生の復しゅうやで!」
「だって、字がわからないよ・・・カタカナの『も』なんだけど・・・」
「はっ??あんた、なにを今頃!カタカナ聞いてんのよ!2年生やで!!大丈夫か??」
「わかんないんだもん・・・」
と半べそである。
「ケーさん、カタカナってのはひらがなからできてん。ひらがなの『も』って書いてみ!」
「『も』こう?」
「そう!それに似た感じのカタカナやねん。『もも』とか『こすもす』とか想像してみ!」
「お~!!『モ』だね!!」
こんな感じのやりとりがあった。これではいかん!と思った私。
さっそく本屋さんへ行く。
2年生のドリルは最初は一年の復しゅうだけど、すぐに終わってしまうの。そして授業で習ってない事やちょっと難しい問題が出てきてしまう。
本来ならそれで予習として学校の勉強を一足お先にやってくんだと思うけど・・・
ケーの場合、やったらそれですべて忘れていくし、わからないとやる気が出ないのであんまりやなぁ・・・って思ってた。
かといって2年生のドリルの最初だけやって何冊も買うってのも嫌だしなぁ。
ふと眼にとまったドリル。
「ハイレベ1年生」
ハイレベとはハイレベルよね?
手に取ってペラペラめくってみると・・・
確かに難しい。
1年生のドリルでも後半になると長文や、丁寧語、漢字などなど2年生でも難しそうな問題が・・・
よし、これだ![]()
ケーの机の上においた。
学校から戻って見つけたケーさん。
「おかあさん、これなに?」
「プレゼント!」
「え?ってことは朝のドリル4冊にふえるの?」
うなずく私。
「え~!やだやだやだぁ!!」
「でも、よーく見て!それ、一年生のドリルだから!」
「??ほんとだ!一年生なんて楽勝じゃん!」
「そやろ?ケーは2年生やもんなぁ。楽勝楽勝♪」
「ほんと!簡単そうだよ!じゃ、今やってもいい??」
「どーぞどーぞ・・・」
なんと!いつもならやれ!といわないとやらないドリルを自らすすんでやってるよ!
いい兆候♪
「できた!おかーさん!楽勝だよ!超簡単だった♪ついでにこれも読んじゃおうかなぁ♪」
と一年生の時に読んでいた音読の本まで読み始めたわ・・・
よしよし!その調子でケーさん、がんばっておくれ♪
もうちょっとしたらそのドリル、めっちゃ難しくなってくるけどな![]()
君なら大丈夫♪
おだて作戦!今のところ成功してるみたいである!