懐かしや
子供たちが学校に行ってる昼間。ひとりぼっちである。
ひとりでお茶をのみ、ひとりでご飯を食べ、ひとりでトイレに行く。←これは当たり前やなぁ?
今日も一人でトイレに座り、ふと懐かしく思い出した。
「セバスチャンは、元気でやってるんかなぁ??」
2年ほど前、信じてもらえないかもしれないけど、トイレに私専用の執事がいた。
その名もセバスチャン!
「ロー、お母さんトイレに行ってるからね!」
私が見えなくなると不安に思うローのためにトイレに行く時、洗濯を干すときなど声を掛けていた。
すると・・・
脱兎のごとくかけてきてトイレのドアを開け、スリッパを揃えてくれる。
「あい、どーじょ。」
「あ、ありがとう。」
用を足している間「クイズ100人に聞きました」の関口宏(若い人わかるかな?)のように私の膝によっかかりニコニコと待っている。
紙を取ろうとしたらササッと紙を丁寧に重ねて拭いてくれようとするのだ。
さすがにそれは丁重にお断りして自分で拭く。
立ち上がるとトイレのふたを早技のように閉め、水を流す。何とも手慣れている。
そしてスマートにドアを開け、自分はさっと出て道をあけてくれる。
「あい、どーじょ。」
そしてまたスリッパを揃えてドアを閉めて電気を消してくれるのだ。
そのころの私はトイレくらい一人になりたい!って思ってた。
だからローがテレビに夢中になってる時なんかはそーっとトイレに入ってみた。
しめしめ、テレビに夢中やわ。たまには一人の時間も必要やな♪
と思ったのもつかの間、トイレのドアがギーっと開いてニコニコのセバスチャンが入ってきて紙をたたんで渡してくれるのだった。
今となっては懐かしい思い出である。
現在のセバスチャン、いや、ローは私の気配がなくなると微動だにせず
「おかーさーん」と呼ぶ。
「はーい」と返事すると
「何してるのぉ?」と聞く。←動かない。
成長したんだか、ぐうたらになったんだか・・・