お兄ちゃん
いつもの午後、学校から戻ったケーが宿題をしているとプルプルプル
携帯が鳴った。
電話の主は同じマンションのママさん
「もしもし」
「ごめんねぇ、今御在宅?」
「うん、家にいるよ!」
「ほんと、申し訳ないんだけど、今ホームセンターにいるのよ。で、もうゆうが帰ってくる時間なんだけど、ちょっと時間がかかりそうなの。悪いんだけどゆう見かけたらおうちの前で待ってて!って伝えてくれる?」
「あ、じゃ、外見に行ってみるわ!じゃ、気をつけて・・・」
急いで下まで下りていくとゆうくん(3年生)がランドセルを置いてぼーっと座ってた。
「ゆうくん、ママいまホームセンターでちょっと時間がかかりそうなんだって!今、ケー宿題してるねんけどよかったらうち来る?」
「うん、いく!トイレに行きたかったの。」
え~っ!大変!急げ急げ!!
ゆうくんトイレにダーッシュ![]()
トイレから出てきたゆうくんはケーの宿題の隣にじっと立って見てくれてる。
「あ、ケーちゃんここは違うかもよ?」
「え?なんで??こうじゃん!」
「だって、このあとから二人来るんだから引くんじゃなくてたすんじゃないの?」
「あ!そうか!」
なんだか、すんごいお兄さんの目線で教えてくれるからケーもすんなり話を聞くねん。
お兄ちゃんがいないケーにとって新鮮やったと思うわ。
ゆうくんのおかげであっという間に宿題が終わってケーとお外に行ってしまった!
ゆうくん、また来てね♪