長男が2歳〜3歳ごろはらかなり毎日ガミガミ。
育休中で自分の時間も取れなかったこともある。
平日の昼間は、子供を見ながら洗濯、料理、掃除、買出しをすばやくこなす。お風呂も一人で二人を入れたり。
平日の夜は授乳や夜泣き。
旦那は、お前は仕事してないんだからと横柄な態度。
休日は、旦那が、仕事してる、俺が休む日だとばかりに寝て、私は寝不足を解消できない。好きなものの時間も取れない。スマホも触れない。方や旦那は帰宅したらご飯食べながら、子供がかまってほしそうでも、片手にはスマホ。休めない。
ストレスが積もっていたのもあると思う。
イライラして、旦那の、態度が余計に苛つかせて、
疲れも取れなくて、
でもワガママで子供は困らせてきて。こぼしたり、壊したり。危ないことしたり。
怒りを、抑えるため、歯を食いしばったら、歯の神経が死んだから、虫歯に気をつけて半年に一度定期検診で掃除してたのに、神経を抜かなくてはいけなくなった。
夜中には、寝入った息子のかわいい顔を見て、謝罪。ごめんね。明日は怒鳴らないね。と。声をかけて、カレンダーに、怒鳴った日には✖を記入。怒らず済んだら○と書いた。
旦那が希望するから、復帰を一年間諦めて、第二子を妊娠したのに、変わらない旦那。体が重いお腹の大きな私を酷使する。悲しかった。そして息子に向かってしまう気持ちで、長男が心が、変にならないか心配だった。
そこで、探して見つけて買ったのが「おこりんぼママ」という絵本だ。
ママが怒るから、子供ペンギンはバラバラになってしまう。頭も、手足も、目玉も地球の海や山へ、はたまた宇宙へ散らばった。探すのは大変だった。でも、最後にしっかり縫い付けてくれたのもママ。そして最後はギュッと謝罪の気持ちを込めて、おこんぼのペンギンママは抱きしめて愛情を注ぐ。
これを読んで気持ちが軽くなった。怒ってしまう。でも、子供が大切で大好きなことは変わらない。その気持ちをしっかり伝えることが、何よりも大事だと言われた気がした。
子供にも読み聞かせた。とても短文でできていて2歳なりたての長男も読み聞かせに耐えれた。
僕と同じだと思ったのだろう。私が怒ると「ぼく、おこりんぼママみたいにバラバラになっちゃうよ」と言うこともあった。
それが大事だと思う。
まだ小さな子供の脳では、「まま大好きなのに、辛い、どうやったらその気持ちを伝えられるかな?」と言う漠然とした悲しみが混沌としてる。それを言語化したり、映像化する役割をこの絵本は果たせた。
読み終えるとギュッと抱きしめてあげて、
ママは大好きなんだよ、あなたが、という気持ちを伝える。
怒ってしまう母親も
怒られてしまう子供も
気持ちを軽くしてくれる絵本だった。