※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。



今回はあっさり中のあっさりです。


突然ですが、乳がんの治療は本当に専門的です。


消化器内科の自分からすれば、カルテが暗号だらけでさっぱり意味不明な眼科と同じくらいわからない世界です。


ですから今回の記事は雑談レベルで読んでいただけると幸いです。



誤解を恐れずに言えば、胃癌や大腸癌にもガイドラインはありますが、それなりに医者の自由度が許される領域です。

※それでも最近はがんじがらめになってきてますが。


しかし乳癌はガイドラインがきっちりしていて、医者による治療の差はほとんどないと言っても過言ではありません。


理由は簡単です。信じるに値するデータがあるからです。


※出典:日本乳癌学会


このタイプの癌にはこれが効くという確定事項があれば誰でもそれに従いますよね。そういうことです。


患者さん側が、家族などの入れ知恵で常識から外れた特殊な治療を行わない限り、或いはよっぽど変な医者に当たらない限り、滅多なことは起きません。ほぼデータ通りの予後が得られると思います。


是非、乳癌こそ標準治療を受けましょう。


※化学療法や標準治療についてはこちら。


【乳癌のリスク】

さて、一応自分が知っている乳がんのリスクについても羅列したいと思います。


家族歴は確実にリスクになります。お母さんやおばあちゃん、姉妹で乳癌の方がいれば年1回検査です。

・嚢胞、繊維化、線維腺腫、乳糖腫など良性の乳腺疾患も確実にリスクになります。以前に何かを指摘されたらその後も年1回検査です。

・放射線被曝やアルコールもリスクになるそうですが、これは量にも差がありますし程度の差もあるんで心に留めておきましょう。


【受けるべき検査】

もうこれは2つしかありませんよね。今回の記事で最も言いたかったことです。


超音波マンモグラフィ両方です。


確かに外国の方々はサイズの大きい方が多いんでマンモグラフィが有用ですし、日本人はそこまででもないんで超音波が有用です。そういう特徴はあるでしょう。


でもとにかく超音波もマンモグラフィも必ず両方受けといた方が良いです。


だって違う検査ですから、それぞれの良い部分がそれぞれにあって、両方行えば小さな病変も見つかる可能性が高まるんです。


それも「乳腺外科」「ブレストクリニック」とか、しっかり乳腺の専門家を標榜してるクリニックに行きましょう。


超音波の動かし方も、読影して見つける腕も、絶対に毎日みてる先生の方が上ですからね。


下は当院で見つかった乳癌ですけれども......。



サイズが大きかったんで見つかったに過ぎません。小さな病変も見つけてくれる専門家の先生には絶対に敵わないのです。


今回は以上です。

それでは皆さん、お疲れ様です。



他病気解説一覧はこちら。


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