※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。
最近増えました、喘息の患者さんが。
やっぱり花粉症シーズンだからでしょう。
※花粉症についてはこちら。
※食物アレルギーにもご注意を。
それでは、今回は気管支喘息について軽くお話したいと思います。けっこう当院にもいらっしゃいますのでねー。
【気管支喘息の原因は?】
・簡単に言うと、ハウスダスト、ペットの毛やフケ、ダニ、カビ、花粉によるアレルギーや、ウイルス感染で気道や気管支が狭くなってしまうんです。
※出典:日本呼吸器学会
【気管支喘息の症状は?】
・咳や痰、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー音)、ひどいと呼吸困難になります。
・喘鳴については、息を吸う時より息を吐く時に聞こえることが特徴的です。これはCOPDも同じですね。
※COPD(肺気腫)についてはこちら。
【気管支喘息が生じやすい状況は?】
・下記をご参考ください。
※出典:利根中央病院
【確定診断より治療が優先される】
・確定診断は呼吸機能検査です。息を吸ったりはいたりして、喘息、COPD、間質性肺炎などのパターンを捉えてくれます。
※出典:フクダ電子
・ただこの機械は大きな病院や呼吸器専門のクリニックにしか置いてありません。
・一般のクリニックでは、紹介して診断してもらうより患者さんの治療が優先されますから、治療を行いつつ紹介状を書くことになるでしょう。
・とは言え酸素飽和度が90%を下回っていたら入院を考えて紹介します。呼吸不全で命に関わりますからね。
【急性期治療】
①外来で吸入:β2刺激薬で気管を広げます。
※新型コロナ感染症流行以降、行う施設が減りました。当院もまだ復活出来てません。
②ステロイド内服:セレスタミン3錠分3/3-5日。※こちらを処方することになります。
【慢性期治療(下記を追加していきます)】
①ステロイド吸入+β2吸入
・アドエア、シムビコート、レルベア。
・これが基本中の基本です。毎日吸入しましょう。
②抗アレルギー薬(ロイコトリエン系)
・オノン(プランルカスト)、キプレス及びシングレア(モンテルカスト)。
・少し弱めですが眠気はありません。
③抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)
・アレジオン、アレロック、アレグラ等。
・少し強くなり眠気があります。
④気管支拡張薬
・テオフィリン徐放錠、ホクナリンテープ。
・動悸や手の震えなど副作用に注意です。
【発作時の治療】
・短時間作用性β2刺激薬が使われます。メプチン吸入、サルタノール吸入です。
・これだけ使って何とかしのいでいくのはやめましょう。命取りになっちゃいます。
・やっぱり慢性期の治療が重要です。
薬はどこのクリニックでも処方出来るので是非利用しましょう。他に原因特定のためのアレルゲン採血もありますよ。
今回は以上です。
それでは皆さん、お疲れ様です。
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