最終ゼミの報告 1年間の振り返り(その4)
最終ゼミのテーマ=1年間を振り返って3年生はどのように成長できたのだろうか? 最後のゼミでは3年生がSPJの班ごとに分かれて、ゼミ活動を通して「どのように成長できたのか」、「なぜ成長できたのか」などについて議論してもらい、来年度、「よりよいゼミにするためにはどんなことをするべきか」について考えてもらいました。 入ゼミを希望する方には、このゼミに入るとどのように成長できるのかが理解できると思うので各班の報告を掲載しておきます。 ちなみに各班担当の4年生にも議論に入ってもらいました。🐻めっちゃポジティブ班 今年度の振り返りと来年度に向けて 一年間のゼミで学んだことを大きく4つに分けた。1.議論を進める方法(課題設定、計画性など)2.議論で思いを形にすること(言語化など)3.グループで考えることの有効性(協調性、主張など)4.ゼミを楽しむこと(ゼミの時間外の活動など) 1に関しては、先生からの講義やアドバイス、先輩からの助言などで理解することが大切だが、2,3に関しては、SPJのグループ活動の中で、トライ&エラーを通して徐々に身に着けていくものだと感じた。また、4に関しては、主体的に楽しむ姿勢を大切にしたいため、強制的に強めていくものではないという結論に至った。 以上のゼミで学んだこと、それをどう学んでいくかの議論を踏まえて、来年度のゼミで行いたいことを4つ考えた。1.SPJの定期的な発表 今年度は秋学期のSPJ前の最後のゼミで、ゼミ内発表を行ったが、それを春学期、夏学期、秋学期の3回に増やしたい。特に春学期はまだ固まっていないところがほとんどだと思うが、形にしようとすることで整理できる部分もあると思うので、定期的にそういった場を設けることは全体の進め方の流れを意識するうえでも有効だろう。 また、自分の担当の四年生に見てもらうのではなく、担当外の四年生2班と、三年生2班で、ゼミ内を半分に分け、他の班の三年生の進捗も意識しつつ、幅広い角度からのアドバイスをもらうことが可能になる。2.(特に卒論検討の)資料を事前に読む 今年度はゼミの時間内に検討の班を決めていたため、時間の無駄が多かった。そのため、事前に班決めを行い、有効な時間の使い方をしていきたい。もし可能なら、卒論検討資料の提出日を一日程度早めたい(1週間ごとに回る3年と違って数週間の準備が可能なので)。3.遅刻 今年度は3年も4年も全体的に遅刻者が多かった。正直な話、四年生が遅刻をしているのを見ると、時間について寛容なゼミなんだというイメージを三年生に与えてしまうため、特にはじめの時期は四年生が遅刻をしないように徹底をしていく義務があると思う。ゼミ幹を中心に、遅刻しないような体制にしていきたい。ルールや制度が必要だと判断した場合は、それについても考える必要がある。4.問いの設定について 問いの設定の方法についての輪読などを、四月に行うのもありなのではないかという意見が出た。(しかし、詳しく学びすぎるとそこに固執してしまい、SPJを進める際にややこしくなるのではという意見もあった。)SPJを進めるにあたっても、活かせることがあるだろう。CQ,RQに関してもよくわからないまま進めていた部分があったので、事前に確認をしておきたい。