2024年2月8日(木)、東京国立博物館の特別展「中尊寺金色堂」を見学し、映画「ほかげ」を観て、落語「立川談笑月例独演会」を視聴しました。暇があると、博物館、映画、落語を観に行きます。一日の行動をまとめました。
■東京国立博物館の特別展「中尊寺金色堂」
1月に昔の職場の先輩Kさんから東京国立博物館の特別展の入場券をいただきました。
「中尊寺金色堂」という金箔の国宝の仏像11体と8Kの大型ディスプレイが展示される特別展が1月23日から4月14日まで開催されているので上野に観に行きました。
駅に大きなポスター。東博(東京国立博物館)では「本阿弥光悦」という江戸の数寄者(すきしゃ)の特別展もやっている。
大噴水の前では「ウエノデ・パンダ春節祭」の準備をしていた。
こういうシンメトリーが好き。ウェス・アンダーソンの映画も好き。
入ると約7mのLEDディスプレイにNHKと作成した8KのCGが現れます。数分間ゆっくり前進する動画。これだけで十分満足。
11体すべての仏像が国宝で金箔です。ガラス越しに30cmまで近づいて見れる。地蔵さんの頭などは金箔の程度が良くて輝いていました。
展示品は50点ほどなのですぐに見終わりました。出ると土産物がいっぱい。興味がないのでスルーしました。
説明員の人から2階の「中尊寺のかざり」を紹介されました。ここでは今見た国宝の仏具の作り方を紹介していました。
仏道が置かれる台、須弥壇(しゅみだん)が展示されています。
この側面で銀色に光る模様は、貝の殻を貼り付ける螺鈿(らでん)という技術で、その手順が現物で説明されていました。
これを作ったのは小西美術工芸社。どこかで聞いた社名と思ったら、論客のデービッド・アトキンソンが社長を務める会社でした。
螺鈿の作り方はビデオもあった。YouTubeにも上がっている。約8分
見ていたら私の真ん前にオバサンが立って見始めた。あまりのマナーの悪さに唖然として固まってしまった。気を取り直して撮ったのがこれ。
常設の展示も見れるのだが、去年1月に5時間かけて一通り見たのでパス。
■御徒町で昼食
午後1時を過ぎ、御徒町の方へ昼飯を食べに行く。
■渋谷を散歩
キネマ旬報2023年邦画3位で未見の「ほかげ」をスマホから予約。
L'Arc-en-Cielの全国アリーナツアーの初日会場だった。
代々木第一体育館のデザインは美しい。最初の東京オリンピック、60年も前の建造物には見えない。
パークコート渋谷ザタワー。タワーマンション。上部の広がりが美しい。
東急ハンズがハンズに変わっていた。ハンズはカインズホームの子会社。
テイラー・スウィフト日本公演。渋谷公会堂にでも来るかと思って調べたら東京ドーム(2/7~10)だけだった。
■映画「ほかげ」
面白くなかった。戦後の貧困が描かれているだけに見える。森山未來の行動が予想外で良かったがテンポが遅すぎ。主演の趣里は良いが岸井ゆきのかと思った。2ブラボー
■落語「立川談笑、月例独演会」
内幸町ホールへ立川談笑の落語を視聴しに行く。
内幸町ホールは新橋駅から地下で繋がっていることを前回発見した。
立川談笑、落語改2席と新作刑事ドラマシリーズ第1回。
落語改は「天狗裁き」が「火星人裁き」。おカミさんの被害妄想、ヒステリーに迫力があって爆笑。ストーリーが最初に戻る所もとても良いと思った。もう一つの落語改は「紺屋高尾」が「ジーンズ屋ようこたん」。江戸時代の花魁を現代のアイドルに置き換えて、スター女性に心酔する若者とそれを支援する上司を描く人情話。
新作刑事ドラマは警視庁隠密捜査課弥次喜多★事件ファイル、第一話・六本木ウィンドウという長いタイトルが付いている。まだ事件が起きたところ。第二話以降の痛快なストーリーを期待したい。
私の好きなもの3点が1日にまとまったので、記録してみました。
以上