キング・クリムゾンのライブを聴いた | オカポンのブログ

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岡本 誠 OKAMOTO Makoto

12月17日(月)、午後半休を取って、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われたキング・クリムゾンのライブを聴きに行きました。
中学時代からの大ファン。自分の生涯ベストミュージシャンと言っていい。とはいえ今は既に音楽はアイドル曲ぐらいしか聴いておらず、来日したといっても特に興味はなかった。しかし弟が11月のライブを聴いていて盛んにすすめるので、チケットをポチってしまった。SS席2万円はなくS席1万6千円を購入。
オーチャードホールの収容人数は2,150人で満席。自席は2階。観客は白髪が目立つ。機材チェックが厳しくカメラを預けた。前週の公演で録音が発覚して退場者が出た、とアナウンスしていた。
定刻19時スタート。なんの演出もなくスーツの8人が静かに位置に着くところは、彼等らしくて良い。右後ろのロバート・フリップが座ってギターを弾くのもお約束。
前列3人のドラムでスタート。寸分違わぬシンクロでテクを見せつける。おじいちゃんバンドなのでギターやキーボードと違い体力が要る楽器を3人で分業するのは合理的。もちろん3ドラムスならではの演奏もありました。
初期アルバム、LIZARDからの曲が続き、本当にメロディーが心に浸み入る感覚を味わう。この部分だけでライブに来た価値があった。
フルート、サックスも登場。管楽器はクリムゾンの特長なので嬉しい。ムーチャイルドから宮殿への展開。もう痺れてくる。弟から、宮殿は一旦音が消えてからまた始まるよ、と注意を受けていたのに拍手してしまい大ポカ。興奮のまま1部が終了。20分の休憩をはさんで2部へ。
後半は知らない曲も交じり前半ほどには盛り上がらず。アンコールはStarless。この時だけライトが赤に変わり、それまで照明の演出がゼロだったことに気付いた。太陽と戦慄パート2、21世紀の精神異常者の演奏がなかったのは少々残念だった。
ポップなボーカル曲から前衛音楽まで、音楽の幅の広さを再認識。クラシカルな佇まいから超暴力的なサウンド繰り出す彼らの音楽に改めて感動しました。
 
セットリスト
第1部
01. The Hell Hounds of Krim
02. Discipline
03. Cirkus
04. Lizard
Bolero, Dawn Song, Last Skirmish, Prince Rupert's Lament
05. One More Red Nightmare
06. Red
07. Moonchild
08. Cadenzas
09. The Court of the Crimson King
10. Neurotica
11. Indiscipline
第2部
12. Devil Dogs of Tessellation Row
13. Fallen Angel
14. Easy Money
15. The ConstruKction of Light
16. Cadence and Cascade
17. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
18. Meltdown
19. Radical Action II
20. Larks' Tongues In Aspic Part Ⅴ (Level Five)
---encore---
21. Starless