こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の登場人物等はこちら( ・ω・)

 

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第54話「天下無双!神武十将軍!」

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

タギシミミら子ども達の活躍により失敗に終わった大和軍の出雲大社学宮攻略戦。

広島の神武王宮を包囲するトクソウノトキムネ軍3万5000のもとに、

伝令から出雲(島根県)攻略の失敗の報がもたらされます。

 

 

トクソウノトキムネ「なんと!?出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)

攻略に失敗しただと!」

 

ムカリ「なんと…あのジェルメ、ジェベ、スブタイ達が敗れた上に、

14歳の少年タギシミミに降ったというのか…

にわかには信じられん…」

 

ボオルチェ「信じるか信じないかは、あなた次第です!

北を見ろ。軍勢だ。2万ほどかな。」

 

チラウン「ボオルチェ…それ、『やりすぎ都市伝説』?」

 

トクソウノトキムネ「安芸(広島県)神武王宮の援軍に来たということか。

あの青で統一された軍勢1万と漆黒で統一された軍勢1万。

率いるのは…」

 

戦女神

オワリノブヒメ

(統率103、武勇99、知力95、政治96、魅力97)

 

軍神

エツノケンシン

(統率99、武勇109、知力84、政治79、魅力94)

 

 

トクソウノトキムネ「我らは3万5000!

広島の包囲を解いて、東に移動し、陣を展開し迎え撃つ!」

 

ボオルチェ「私の記憶が確かならばぁ!

要塞化した広島の町には3万の守備軍がいる。

これは…岡山への撤退も視野に入れねばだな。」

 

ボロクル「ボオルチェ…今度は、『料理の鉄人』?」

 

ムカリ「ぬう…ボオルチェ。貴様、そんなキャラだったのか…」

 

トクソウノトキムネ「広島の東でオワリノブヒメ、エツノケンシンの軍を

足止めする!

神武王宮の守備兵3万が打って出てきた場合は岡山への撤退も視野に、

軍を展開せよ!

 

 

安芸(広島県)広島周辺にて、オワリノブヒメ・エツノケンシン連合軍2万と

トクソウノトキムネ軍3万5000が対峙!

両軍のにらみ合いが始まります!

さて、続いて舞台は、四国の讃岐(香川県西部)を瞬く間に制圧し、

トサノリョウマの伊予(愛媛県)を攻めようとしていたヘイハチトウゴ水軍1万の旗艦。

ヘイハチトウゴ水軍は、折からの暴風雨により瀬戸内海の小島に足止めされていました。

 

 

ヘイハチトウゴ「これほど海が荒れては水軍は出陣できんな…

しかし、この暴風雨…自然のものなのか?」

 

マツヤマノサネユキ「おかしい…我らの周りの海域にだけ、

こんな暴風雨とは。

しかし、次の淡路からの補給船が来るまで、戦闘も困難かと。」

 

ヘイハチトウゴ「ぬう。いずれにせよ待つしかないか…」

 

 

ヘイハチトウゴ水軍を足止めしている暴風雨。

この暴風雨は、トサノリョウマの軍師サエキノマオが起こしているものでした。

兵糧だけが消費されていくヘイハチトウゴ水軍。

しかし、ヘイハチトウゴの本国である淡路(淡路島)から補給船が来ることはありませんでした。

なぜなら…

 

 

ヒヨシマル「淡路の民たちよ!わしは神武十将軍の一人ヒヨシマルじゃ!

よくぞ、我らを受け入れ、無血開城してくれた!

礼を申すぞ!」

 

ミノノハンベエ「淡路はもともと四国・淡路連合国の加盟国でもあり、

神武様も新婚旅行で訪れていた地。

民たちも大和軍よりも、我ら神武軍による統治を望んでいたようですな。

調略がたやすいものでした。

この淡路(淡路島)と我らの領国である紀伊(和歌山県)は、

紀淡海峡を渡ればすぐの地理的関係。

ヘイケノキヨモリは、我らが動く可能性を考えていなかったようですな。

 

ヒメジノカンベエ「これでヘイハチトウゴ水軍は本国を失い、

兵站も切れましたな。

トサノリョウマの敵ではないかと。」

 

ヒヨシマル「ハチスカノコロクよ。お主は、淡路(淡路島)の各集落を回り、

この淡路(淡路島)を平定してくれ!」

 

ハチスカノコロク「わかったぜ!任せろ!」

 

ヒヨシマル「我ら本軍は、これから明石海峡を渡り、明石から

ヘイケノキヨモリの都・神戸へ攻め入る!」

 

 

このヘイハチトウゴの本国である淡路(淡路島)を調略により攻略し、

さらにヘイケノキヨモリの都である神戸へ進撃しようとする将。

そう、この者は…

 

 

日輪太閤

ヒヨシマル

(統率92、武勇90、知力94、政治98、魅力95)

 

 

ヒヨシマルの淡路(淡路島)攻略の報は、伊予(愛媛県)を防衛中の

トサノリョウマの本陣にも届いた。

 

 

トサノリョウマ「ヘイハチトウゴ水軍は兵站が切れたな。

頃合いだな。」

 

サエキノマオ「ふう。そろそろ嵐を起こすのもやめてもよいか?

なんだかんだと法力を使うのは疲れるのじゃ。」

 

トサノリョウマ「ああ。サエキノマオ。ありがとう。かなり日数が稼げた。」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様。ヘイハチトウゴ水軍を討ちに行く指揮官は?

リョウマ様が出陣してしまうと、陸から攻めてきているソガベモトチカ軍への対応が

困難になるかと。」

 

トサノリョウマ「キヘイタイシンサク。あんた、陸戦の指揮執れるかい?」

 

キヘイタイシンサク「ああ?やれるぜ。たぶん。」

 

トサノリョウマ「よし、ソガベモトチカの防御は、キヘイタイシンサクに任せる。

俺は、水軍でヘイハチトウゴを追い払い、讃岐(香川県)を攻略する。」

 

ナガオカノハンペイタ「お、おい、リョウマ!

お前、いくらなんでも新参者に陸戦の総大将を任せるなんて!」

 

トサノリョウマ「新参者か、古株かなんぞ、関係ない。

ようはできるヤツかどうかさ。イタガキシストモの用兵に

対抗できるのは、俺の見る限り、シンサクだけじゃ。」

 

 

トサノリョウマは1万の兵の総指揮を新参者のキヘイタイシンサクに任せ、

ソガベモトチカ軍1万5000の防衛にあたらせる。

キヘイタイシンサクの優れた用兵は、戦上手のイタガキシストモさえも翻弄し、

粘り強い防衛戦を展開する。

そして、トサノリョウマは、1万5000の水軍を率いて、暴風雨のやんだ瀬戸内海に出撃。

兵站の途絶えたヘイハチトウゴ水軍を撃退し、ヘイハチトウゴに奪われた讃岐(香川県)西部を取り戻し、

さらにソガベモトチカの弟ソガベチカサダの守る高松要塞を攻略。

讃岐(香川県)の奪還に成功する。

 

 

ヘイハチトウゴ「なんという動きの速さ…

こ、これが…」

 

海援王

トサノリョウマ

(統率93、武勇98、知力99、政治100、魅力98)

 

 

ヘイハチトウゴ「讃岐(香川県)も淡路(淡路島)も神武軍に奪われた。

我らは、いったん、吉備(岡山県)に寄港する!」

 

 

各地の戦況は、因幡(鳥取県)鳥取平野で対陣中の神武様の本陣、

ヘイケノキヨモリの本陣にも届いていた。

神武様の本陣…

 

 

神武「安芸(広島県)は、ノブヒメとケンシンが援軍に行ってくれているなら、

心配ないだろう。機を見て広島からも3万の軍勢を出陣させるように主将のアイラには

教えてある。

リョウマが瀬戸内海の四国側を押さえてくれた。

ヘイハチトウゴ水軍も、これまでのような自由な水軍運用はできない。

そして、ヒヨシマルがヘイケノキヨモリの本拠地である神戸に向けて進軍を始めた。

さて、そろそろ、こちらも動くかな( ・ω・)

 

チチブカネビメ「神武様。

ヘイケノキヨモリ軍は、本陣の他に6つの戦術ポイントとなる指揮台を築いております。

それぞれの指揮台にニイノアマトキコ、ヘイケノシゲモリ、

ヘイケノモトモリ、ヘイケノムネモリ、

ヘイケノトモモリ、ヘイケノシゲヒラの各将を配し、

総兵力7万を全てヘイケノキヨモリが指揮できる体制を整えているようです。」

 

神武「ヘイケノキヨモリの妻子たちが各指揮台を守っている。

ということか。まずは、その6つの指揮台をつぶそう。

そうすれば、7万もの大軍をヘイケノキヨモリ一人の意思で動かすことは

難しくなる。」

 

 

ヘイケノキヨモリの本陣。

 

 

ヘイケノキヨモリ「よもや東国から、オワリノブヒメ、

エツノケンシン、そして、ヒヨシマルの各軍が動くとは…

ヒヨシマル軍1万は、ヘイケノトキタダ軍3000しかいない神戸に

向かっているという…

急がねばならんな。

各指揮台に指示を!

目前の神武軍7万と決戦する!

全軍!進め!」

 

 

陣形を展開しながら進む両軍。

そして、ついに鳥取平野において、

神武軍7万とヘイケノキヨモリ軍7万の軍勢が衝突する!

 

 

鳥取平野の戦い

神武軍7万 対

ヘイケノキヨモリ軍7万

開戦!

 

 

ヘイケノキヨモリ「神武よ!見せてやろう!

7万の将兵をこのヘイケノキヨモリ一人の意思の下に

自在に動かす、このヘイケノキヨモリの用兵を!」

 

 

ヘイケノキヨモリ軍7万は1万ごとに指揮台を持ち、

各指揮台に詰めるヘイケノキヨモリの妻子たち将が、

本陣にいるヘイケノキヨモリの指示一つで自在に兵を動かします。

7万もの大軍を一人の意思の下に手足のように動かす。

それが、大和十二神将ヘイケノキヨモリの強さでした。

序盤は大和十二神将の中でも屈指の名将であるヘイケノキヨモリ軍7万は

絶大な強さを示します。

 

 

神武「さすが歴戦の名将ヘイケノキヨモリ。

たいした用兵術だ。今まで戦ってきた敵の中で一番戦が上手いね。

だが…所詮は、ヘイケノキヨモリというただ一人の人間の意思に基づく強さ!

俺たち神武軍は、一人ひとりが主人公!

一人ひとりの将兵が意思を持ち!そして、チームとして動く!

アチタケル、サルメノウズメ、カムイ、ツチミカドヒメ、

ショウリュウキ、チチブカネビメ!

作戦通り、指揮台を攻撃せよ!」

 

 

7万の兵をヘイケノキヨモリ一人の意思により動かすヘイケノキヨモリ軍に対し、

神武軍は、アチタケル軍、サルメノウズメ軍、カムイ軍、ツチミカドヒメ軍、

ショウリュウキ軍、チチブカネビメ軍、各1万の兵が各将の指揮の下、

チームとして動きます。

1万ずつのチームが一つの意思を持って共同する。

それが神武軍の強さでした。

各将が率いる1万の軍は、それぞれヘイケノキヨモリ軍の将の守る指揮台を目指します。

まずは第1の指揮台。ここは、ヘイケノキヨモリの長男ヘイケノシゲモリが指揮していました。

 

 

ヘイケ兵A「ヘイケノシゲモリ様!アチタケルです!

アチタケルが来ました!」

 

ヘイケノシゲモリ「恐れるな!我らは最強のヘイケノキヨモリ軍ぞ!」

 

 

ヘイケノシゲモリ隊1万に突撃するアチタケル軍1万。

その先頭でアチタケルが方天画戟を振るいます!

 

 

アチタケル「俺が力の神タジカラオの子孫!

神武様の軍事重臣アチタケル!

死にたくない者は、下がっておれ!」

 

 

アチタケルの圧倒的な強さと迫力に、ヘイケノシゲモリ隊の兵たちは恐れおののき、

誰もアチタケルに攻撃を仕掛けようとしません。

 

 

ヘイケノシゲモリ「だ、だれか!アチタケルに挑む者はおらぬか!?」

 

タダキヨ「この猛将タダキヨが、アチタケルなど討ち取ってごらんにいれましょう!」

 

ヘイケノシゲモリ「よし!さすがはヘイケ家臣の猛将だ。行け!」

 

 

アチタケルに挑みかかるタダキヨ!

 

 

タダキヨ「勝負じゃ!アチタケル!

我こそはヘイケノキヨモリ軍随一の猛将タダキヨなり!」

 

アチタケル「破魔強力掌派!!!」

 

タダキヨ「あじゃぱ~!」

 

アチタケル「筋肉は裏切らない!」

 

ヘイケノシゲモリ「ひっ!い、一撃でタダキヨがやられた!

こ、これが!」

 

 

金剛の武神

アチタケル

(統率98、武勇108、知力87、政治88、魅力94)

 

 

第2の指揮台。ここはヘイケノキヨモリの次男ヘイケノモトモリが守っています。

しかしヘイケノモトモリ隊1万は次々とサルメノウズメの指揮する1万の軍に討たれていきます。

 

 

サルメノウズメ「みんな、ノッてる~!?

戦いの舞!武闘戦舞!」

 

ウズメ兵A「ノッてるぜ!イェ~イ!」

 

 

サルメノウズメにより戦闘能力が倍増したウズメ兵たち!

その強さは、ヘイケノモトモリに止められるものではありません!

 

 

ヘイケノモトモリ「兵たちの戦闘力をここまで上げるとは!

あの美しい舞を舞っている女が、これほど恐ろしい敵とは!

あ、あれが!」

 

 

傾国の神の踊り手

サルメノウズメ

(統率94、武勇87、知力96、政治99、魅力97)

 

 

第3の指揮台。ヘイケノキヨモリの三男ヘイケノムネモリが守るこの指揮台の周辺には

5月にもかかわらず雪が降っています。

 

 

ヘイケノムネモリ「初夏にもかかわらず雪…

しかも、雪が結晶のまま降ってくるとは…

この寒さでは戦にならぬ!

こ、これが、有名なクルッペ・イメル(霜・稲妻)!」

 

 

この雪をダイヤモンドダストを降らせる技を使っているのは、もちろん…

 

 

カムイ「みな!敵兵は俺のクルッペ・イメル(霜・稲妻)により、

本来の戦闘力の7割しか出せん!

一気に攻め立てるぞ!」

 

 

本来の戦闘力の7割しか出せない状態になったヘイケノムネモリ隊と

万全の備えの下、全力で戦うカムイ軍。同じ1万同士でも勝負になりません。

 

 

ヘイケノムネモリ「こ、こんなバケモノに勝てるはずねえよぅ…

こ、これが!」

 

 

アイヌの闘神

カムイ

(統率96、武勇105、知力85、政治80、魅力93)

 

 

第4の指揮台。ヘイケノキヨモリの四男ヘイケノトモモリの守るこの指揮台は、

妖怪たちがあふれかえっていた。

 

 

ヘイケノトモモリ「ひっ、河童!?なに!?

ぬりかべ!?なんなの!?これ!」

 

 

妖怪たちを使役しているのは…

 

 

ツチミカドヒメ「無駄に兵を殺す必要はないわ。

ほらほら!妖怪たちが怖ければ、さっさと指揮台を

明け渡して逃げなさいよ!」

 

ヘイケノトモモリ「こ、こんなの!

戦じゃな~い!こんなことを仕出かしてるのは!」

 

 

奥州の土蜘蛛女王

ツチミカドヒメ

(統率94、武勇99、知力88、政治87、魅力94)

 

 

第5の指揮台。ここを守るのは、ヘイケノキヨモリの五男ヘイケノシゲヒラ。

ここもヘイケノシゲヒラ隊1万とショウリュウキ軍1万が戦闘を行っていますが、

ショウリュウキ軍が圧倒しています。

 

 

ヘイケノシゲヒラ「またあの歌だ。

きれいな声だなぁ…」

 

ヘイケ兵B「シゲヒラ様!また敵の勢いが増しました!

とても食い止められません!」

 

ヘイケノシゲヒラ「味方は元気百倍、敵の我らには地獄へのいざないということか!

この歌の主が!」

 

 

沖縄の歌神

ショウリュウキ

(統率87、武勇86、知力97、政治98、魅力95)

 

 

ショウリュウキ「さあ!みんな!突撃よ!」

 

ヒョウスベ村長「どっせ~い!会心の一撃じゃ~!」

 

 

ショウリュウキの戦いの歌により攻撃力、守備力、会心発生率が倍増した

ヒョウスベ村長ほかショウリュウキ軍1万の強さはすさまじく、

ヘイケノシゲヒラに止められるものではありませんでした。

そして。

第6の指揮台。ヘイケノキヨモリの妻ニイノアマトキコが守るこの指揮台では…

 

 

ヘイケ兵C「ニイノアマトキコ様!同士討ちが発生しております!」

 

ヘイケ兵D「ニイノアマトキコ様!部隊が大混乱に陥っております!

ご指示を!」

 

ニイノアマトキコ「なんということ…

まるで戦にならないわ!

次々に繰り出される計略!もう私の頭じゃついていけないわ!」

 

ヘイケ兵E「ニイノアマトキコ様!火が出ました!

指揮台が燃えています!」

 

ニイノアマトキコ「くっ!これは、攻撃の計・火炎陣か!

おのれ!おのれ!おのれ!

くやしいわ!きぃ~!」

 

ヘイケ兵F「指揮台が焼け落ちました!

もう無理です!撤退のご指示を!」

 

ニイノアマトキコ「覚えてらっしゃい!

このままではすまさないから!」

 

 

神算鬼謀の大賢者

チチブカネビメ

(統率99、武勇78、知力110、政治97、魅力96)

 

 

チチブカネビメ「戦とは剣や槍で斬り合うことだけではありません。

戦わずして勝つ。これが兵法の最上の策でございます。」

 

 

ヘイケノキヨモリ本陣…

 

 

伝令A「第1指揮台!アチタケル軍により破壊されました!

ヘイケノシゲモリ隊は潰走しました!」

 

伝令B「第2指揮台!サルメノウズメ軍により破壊されました!

ヘイケノモトモリ隊は潰走!」

 

伝令C「第3指揮台!カムイ軍により破壊されました!

ヘイケノムネモリ様は凍傷を負い、部隊は潰走しました!」

 

伝令D「第4指揮台!妖怪どもがあふれかえり、

ヘイケノトモモリ様は、逃げ出しました!部隊は統率を失い潰走!」

 

伝令E「第5指揮台!ショウリュウキ軍により破壊されました!

部隊は壊滅!ヘイケノシゲヒラ様はなんとか逃げ延びたようです!」

 

伝令F「第6指揮台!チチブカネビメ軍により燃え落ちました!

ニイノアマトキコ様は、兵たちに抱えられ、戦線を離脱されました!」

 

ヘイケノキヨモリ「負けたか…

これが神武十将軍の強さ…単なる戦闘力ではない。

すさまじい将たちだな。

そして、この個性豊かで、有能な将たちを一つにまとめ上げている男…

それが。」

 

 

太陽の帝皇

神武( ・ω・)

(統率100、武勇120、知力100、政治100、魅力100)

 

 

伝令G「ヘイケノキヨモリ様!神戸が!

ヒヨシマル軍1万による攻城を受けております!

神戸の守備兵ヘイケノトキタダ様率いる3000では

防ぎきれず、姫路に撤退させてほしいとヘイケノトキタダ様から

許可を求められております!」

 

ヘイケノキヨモリ「我らの都・神戸が落ちるのは時間の問題…

トキタダには逃げよと伝えよ。」

 

伝令G「ははっ!その回答を期待して、すでにヘイケノトキタダ様は

撤退をしているものと思われます!」

 

ヘイケノキヨモリ「さて。俺も、わずか1万の軍で

神武とチチブカネビメらが率いる7万の軍勢とやり合うほど、

馬鹿ではない。

我らは、播磨(兵庫県)の姫路要塞に撤退する!」

 

 

ヘイケノキヨモリ軍は播磨(兵庫県)に撤退しました!

 

 

鳥取平野の戦い

神武軍7万 対

ヘイケノキヨモリ軍7万

神武軍の完全勝利!

(神武軍 死者0名。負傷者65名。損傷率0.09%)

(ヘイケノキヨモリ軍 死者985名、負傷者30,529名、損傷率45.0%)

 

 

神武「みんな、ご苦労だった!

次の行動に移る。

ショウリュウキ軍1万は、鳥取に残りイナバハクトの後任となる国主が

決まるまで、因幡・伯耆(鳥取県)の内政を担当してくれ。」

 

ショウリュウキ「わかったわ。」

 

神武「カムイ軍とツチミカドヒメ軍、合わせて2万は鳥取に残り、

ヒヨシマル軍と連携して、但馬・播磨(兵庫県)の攻略を頼む。」

 

カムイ「承知。」

 

ツチミカドヒメ「了解よ。」

 

神武「俺とチチブカネビメ、アチタケル、サルメノウズメは

4万の軍勢を率いて、安芸(広島県)に戻る。

まずはトクソウノトキムネ軍を吉備(岡山県)に追い返す。」

 

チチブカネビメ・アチタケル・サルメノウズメ「御意!」

 

神武「落ち着いたら、ハクトとクニヒメの葬儀もしてやらんとな…

戦場になった各国の民たちの生活の再建も必要…

やることが多いな…」

 

 

強敵ヘイケノキヨモリ軍に完全勝利した神武様と神武十将軍。

しかし、これは長い戦争の始まりに過ぎなかった…

さて、今回は、ここまでにしておきましょう。

次回は、

 

第55話「進撃のヒヨシマル!そして、ミカワノタケチヨの策動!」

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

ナビゲーターは、アメノウズメでした。