こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

絶賛連載中の神武征討記。

ついに外伝まで『一気読み』シリーズ登場です( ・ω・)

 

 

サルメノウズメとアチタケルの物語

~あえて結婚しない二人

 

主人公は、神武十将軍アチタケルとサルメノウズメの二人。

アチタケルとサルメノウズメは、酒に酔った勢いで関係を持ち、サルメノウズメは妊娠。

その後、ヒムカノナミという女の子を産む。

家庭に縛られる価値観を嫌い、あえてシングルマザーの道を選んだサルメノウズメ。

あえて結婚しないという選択を選んだサルメノウズメとアチタケルは、

短い期間の平和な時間を娘ナミと過ごす。

しかし、神武の将軍である二人が、再び戦場を駆けることになる日は、

この後、すぐにやってくることになる・・・

 

 

北国の軍神エツノケンシンを想う女

 

今回の主人公は、神武十将軍の一人エツノケンシンと

エツノケンシンを愛するエツノフユヒメの物語。

物語は、本編の約3年前。出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)

を卒業したエツノケンシン達が、出雲から故郷に帰る場面から始まる。

出雲(島根県)から故郷の北陸に向かう旅。

エツノケンシンがヴィーガンであることが判明。

戦場跡で野盗に襲われるなどなんやかんやとありつつ、

金沢での夜、フユヒメはケンシンに思いを告げる。

富山に着いたとき、知らせられるエツノケンシンの父の死と越後(新潟県)の内乱。

越後に向けて馬を飛ばす二人。

この後、2年の歳月をかけ、エツノケンシンは故郷越後の戦乱を平定する。

エツノケンシンとエツノフユヒメの二人は、18歳となってから夫婦となる。

そして、エツノフユヒメは、その内助の功によって、軍神と呼ばれる

エツノケンシンを支え続けることとなる。

軍神エツノケンシンが、様々な戦場から生きて帰ることができたのは、

その帰る場所となった一人の女の存在によるものなのかも知れない・・・

 

 

弱くたっていいじゃない

~ハニマル君とカネビメの出会い

 

今回の外伝の主人公は、サキタマハニマル。本編の関東争乱編より6年前。

出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)に入学する少し前の時期のお話。

一向に武芸の腕の上がらないサキタマハニマル。ある日、秩父のチチブカネビメと

出会う。一目惚れするハニマル。しかし、縁談話を即答で断るカネビメ。

結婚するのであれば母のような良妻賢母にならなければならないと考えるカネビメ。

それに対し、ハニマルは、カネビメのような女性は活躍して家のことは男がやればいい、

自分は専業主夫になってカネビメを支えたいと言う。

賊にボコボコにされるハニマル。その賊を簡単に倒すカネビメ・・・

泣き出すハニマルに、カネビメがかけた言葉は?

神武軍の軍師チチブカネビメと専業主夫サキタマハニマルの出会いの物語。

 

 

海を越えた愛~ショウリュウキの悲恋

 

主人公は、沖縄出身のショウリュウキ。

本編関東争乱編から5年後、神武東征編の7年前。

神武様やショウリュウキが23歳のときのお話。

筑紫(福岡県)の中華の大陸の私商人の船が来航する。

中国語が話せることから、神武の代行として筑紫に派遣されるショウリュウキ。

商人の名は、陸瑜。お互いを意識するショウリュウキと陸瑜は、取引終了後、

高千穂に向かい、その途中の豊後(大分県)の温泉宿へ。

戦をする武の国ではなく、文化や貿易などの経済でみなを栄えさせ幸せにできる国。

子孫たちにそのような国を作ってほしいと願う二人は、その夜、結ばれる。

再会を約束する二人。しかし、陸瑜の乗った船は対馬沖で台風に逢い、陸瑜も命を落とす。

泣き叫ぶショウリュウキ・・・しかし、ショウリュウキは、陸瑜の子を身ごもっていた。

その後、ショウリュウキは、一人の男の子を産み、その子はショウリュウケンと名付けられる。

陸瑜とショウリュウキの息子ショウリュウケン・・・

武ではなく、文化や経済でみなを栄えさせる国を作るという

陸瑜とショウリュウキの夢と血は、ショウリュウケンを通じて、

後の世に引き継がれることとなる。

そして、その血と志は、千年近い年月を経て、1372年に

誕生する初代琉球国王・尚巴志へと受け継がれていくことになる・・・

 

 

「愛!?政略!?

~トサノリョウマの縁談!」

 

主人公はトサノリョウマ。

物語は、本編での関東争乱編の2年後、トサノリョウマが20歳のときのお話。

この頃、トサノリョウマは、自らの発案により四国各地の豪族達と交渉し、四国・淡路連合国

という共同体を築き上げ、その盟主という立場にあった。

しかし、他方で、トサノリョウマは土佐(高知県)の王ではなく、土佐という国は、

複数の有力豪族達がそれぞれの領地と兵力を持つ連合体のような国。

四国・淡路連合国全体を見れば、トサノリョウマはその盟主としてトップの地位に

立つが、本国の土佐においては、トサノリョウマは他の豪族達と盟を結んだ

一豪族の頭領の息子に過ぎなかった。

土佐は、そのような複雑な政治状況にあった。

土佐最強の武力を持つ有力豪族ソガベモトチカの娘アコとの結婚話が当人達の意志を無視しして進められる。

トサノリョウマを愛するクルシマエヒメ。アコを愛するソガベモトチカ家臣のカミノエチカナオ。

婚礼の日の前日に、たままた飲み屋で出会った二人。それに、トサノリョウマの親友である

アキノシンタロウ、ケンゴウイゾウも加わり、不本意な結婚なんてぶっつぶせ作戦が酔った勢いで計画される。

婚礼の日の当日。アコの手を取り逃げるカミノエチカナオ。迫り来る追っ手を叩きのめすクルシマエヒメ、

アキノシンタロウ、ケンゴウイゾウ。アコとカミノエチカナオは船に乗り込み、神武を頼って日向(宮崎県)に船出する。

怒り狂うソガベモトチカは、トサノリョウマとの戦を叫ぶが、ナガオカノハンペイタが筋が通らぬと止める。

その後、逃げてきたアコ達を保護した神武の仲介もあり、ソガベモトチカ勢とトサノリョウマ勢との土佐での内乱の事態は免れる。

騒動が一段落し、桂浜の海辺を二人で歩くトサノリョウマとクルシマエヒメ。

トサノリョウマはクルシマエヒメに結婚を申し込み、政略でなく、愛する者との結婚が実現する。

しかし、この騒動が、将来、大和勢力による暗躍の手がかりとなることは、このときのトサノリョウマはまだ知らなかった・・・

 

 

「反省だけならサルでもできる!?

ヒヨシマルの浮気!?」

 

主人公はヒヨシマル。

ヒヨシマルは、豊臣秀吉の前世で、年齢は神武様と同い年。

高千穂の百姓の子として生まれましたが、その頭の良さと人当たりの良さを買われて

神武様に登用されました。

高千穂王宮での下働きを経て、神武様の新婚旅行に同行中に、

オワリノブヒメの重臣であったキノシタノオネに一目惚れし、オワリノブヒメの下に預けられ、

キノシタノオネとも結婚しました。

神武様の計らいにより、ヒヨシマルは伊勢(三重県)勤務となり、尾張(愛知県)のオワリノブヒメに

仕えるキノシタノオネと伊勢で同居しています。

今回の物語は、本編神武東征編の3年前。ヒヨシマルが27歳のときのお話です。

ヒヨシマルとキノシタノオネは結婚して9年経ちますが、子に恵まれていません。

しかし、二人は、尾張・近江(滋賀県)などの戦災孤児の面倒を見、家に引き取り我が子のように育てていました。

主立った者としては、尾張出身の者では、カトウノトラノスケ、フクシマノイチマツ。

近江出身の者では、サワヤマノサキチ、オオタニギョウブがいます。

ある日、ヒヨシマル、コイチロウ、ハチスカノコロクの3人は、伊勢(三重県)の飲み屋街にある『愛羅武(アイラブ)』

という高級酒家へ。キノシタノオネに隠れて女遊びをしていたヒヨシマル。しかし、キノシタノオネの尋問に、

サワヤマノサキチが答えてしまい、店にはキノシタノオネが・・・

ヒヨシマルの浮気を怒り、尾張へ帰ってしまうキノシタノオネ。ヒヨシマルは、軍師ミノノハンベエに相談するが、

ミノノハンベエからは離婚原因になり得ると言われてします。

オワリノブヒメに泣きつくキノシタノオネ。オワリノブヒメは、キノシタノオネを諭す。そして、ミノノハンベエを

伴いキノシタノオネに反省のポーズを見せるヒヨシマル。キノシタノオネは、ヒヨシマルの給料を管理することとして

伊勢に帰っていく。

戦場では神武十将軍の一人として名将と呼ばれるヒヨシマル。

しかし、名将も、私生活はこんなものだったりする。

キノシタノオネはその後も、ヒヨシマルの子を産むことは

生涯無かったが、ヒヨシマルは、妻であるキノシタノオネのことを

誰よりも愛し続け、大切にしたという・・・

 

 

今後も、

神武征討記

そして、

アレテーを求めて~

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