こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の設定等はこちら( ・ω・)

 

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第7話の2

「続・サバイバルゲーム!大魔王スサノオへの挑戦!」

 

前回のお話はこちら。

 

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

本来のスサノオチャレンジ挑戦予定者のうち6人が勾玉にされ、

神武様までもが過労で倒れてしまう中、

一人一人が主人公という自覚を持った出雲大社学宮の生徒たち。

スサノオチャレンジは、残り4日間。

勾玉にされた6人はどうなる?

 

スサノオチャレンジ四日目。

今日は雷神たちが指揮官となり鬼たちが陣を組んで

集落に攻め込んできました。

日に日に強くなる大魔王スサノオの眷属たち。

しかし、神武様が三日間の強制休養中でも、

一人一人が主人公の意識に目覚めた出雲大社学宮

53名の生徒たちは、それぞれにできることを行い、

必死に戦います。

そして・・・

 

 

アタゴタイセイ「やったぞ!雷神たちが退却していく!」

 

カグヤツキヒメ「勝ったわ!私たち、神武様の指揮なしでも、

勝ったわ!」

 

サキタマハニマル「みんな、お疲れさま~。今夜はゆっくり休んで~。」

 

 

スサノオチャレンジ四日目の夜・・・

 

 

ダザイテンマン「イツクシマ三姉妹、それは本当か!」

 

イツクシマオキツシマヒメ「はい。先日、雷神たちが落としていった

書物を解読したところ、チチブカネビメ、アチタケル、エツノケンシン、

オワリノブヒメ、トサノリョウマ、サルメノウズメの勾玉に変えられた

6人を復活させることができます。」

 

イツクシマタギツヒメ「この洞窟に隠されている『羅阿野鏡(ラアノカガミ)』。

それを『6対の勾玉』を装備した神武様がのぞき込み・・・」

 

イツクシマタギリヒメ「その前で我ら三姉妹の使える神降ろしの祈りを

捧げれば、6人は復活するはず。」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様たち6人が戻ってくる・・・」

 

キビツモモタ「だけど、神武はまだ・・・」

 

神武「俺は行くぜ!」

 

サキタマハニマル「神武君!まだ休んでなきゃダメだよ!」

 

神武「あの6人を助けるのは、俺にしかできない・・・

戦闘は無理だけど、歩いてそこに行くだけなら、俺は行ける。」

 

イツクシマオキツシマヒメ「神武様。ここは、あなた様に

動いていただくほかありません。

私たち三姉妹は、神降ろしの祈りの儀式は行えますが、

戦う力がありません。どなたが、護衛をお願いできるでしょうか?」

 

キビツモモタ「俺も行くぜ。神武やイツクシマ三姉妹のことは守ってやる!」

 

サキタマハニマル「僕も行くよ。たいして強くは無いけど、神武君に肩を貸して

神武君を支えていく。」

 

クルシマエヒメ「神武様、モモタ君、ハニマル君、イツクシマ三姉妹さん、

よろしくお願いします!」

 

リュウゾウジハチマン「お前らが戻ってくるまで、なんとか集落は

守り抜いてやるさ!」

 

 

スサノオチャレンジ五日目。

まだ戦えない神武様はサキタマハニマルに抱えられ、

キビツモモタ、イツクシマ三姉妹とともに、「羅阿野鏡」が眠る洞窟へ出かけていきました。

 

 

サカタキンタロ「来たぞ!敵襲だ!」

 

 

羅刹たちが、雷神、鬼を率いて現れた!

 

 

クルシマエヒメ「みんな!守り抜くわよ!」

 

 

「羅阿野鏡」が眠る洞窟・・・

 

 

サキタマハニマル「神武君。歩ける?あと少しだよ。」

 

神武「ハニマル。すまない。それにモモタ。さっきから一人で

戦わせてすまん・・・」

 

キビツモモタ「気にすんな。それぞれができることをやる。

ノブヒメ達6人の復活はお前がいないとできないんだ。

雑魚は俺が相手してやるさ。」

 

イツクシマオキツシマヒメ「ここです。」

 

イツクシマタギツヒメ「これが・・・羅阿野鏡・・・」

 

イツクシマタギリヒメ「神武様。この羅阿野鏡の前へ。」

 

神武「わかった。」

 

イツクシマ三姉妹「我ら、祈らん!

天地(アメツチ)を生かしたもう御神(ミオヤ)の名において!

六つの勾玉に封じられし、六つの魂よ!

その真の姿に戻らし給え!」

 

サキタマハニマル「あ~!6つの勾玉が光り出した~~~!!!」

 

 

集落前の戦場

 

 

ウサソウリン「ぐはっ・・・」

 

クマノヤタ「つ、強い・・・強すぎる・・・」

 

ダザイテンマン「も、もはや・・・これまでか・・・」

 

クルシマエヒメ「きゃ~~~~!!!」

 

羅刹A「握り潰してやるぜ!小娘!」

 

クルシマエヒメ「む、無念・・・リョウマ・・・さ・・・ま・・・」

 

 

そのとき、羅刹Aを闘気の渦が吹き飛ばす!

 

 

ダザイテンマン「い、今のは・・・黒潮海竜波?」

 

トサノリョウマ「遅くなってすまなかったな!」

 

クルシマエヒメ「リョ、リョウマ様!?リョウマ様~!!!」

 

 

優しい歌声が聞こえてくる・・・

 

 

サカタキンタロ「あれ、なんか体の痛みがひいてきたような・・・」

 

カグヤツキメ「こ、この歌声・・・もしかして!?」

 

サルメノウズメ「ちょっとちょっと~、みんな、元気無いわよ~

このサルメノウズメちゃんの癒やしの歌を聴いて元気になりなさいよ~!」

 

ナガサーキサダ「戻ってきたか!」

 

サルメノウズメ「スーパーアイドル!サルメノウズメちゃん!

復活~~~!!!

みんな、お待たせ~~~!!!」

 

 

オワリノブヒメ「鳳凰三連覇!!!」

 

エツノケンシン「車懸闘神斬!!!」

 

タナバタオリヒメ「ノブヒメさん!ケンシンさん!」

 

オワリノブヒメ「むう、我がおらぬ間に苦戦したようだのう。」

 

エツノケンシン「羅刹どもは、俺たちが倒す!怪我をした者は、

集落の中で治療を!」

 

 

ダザイテンマン「トサノリョウマ、サルメノウズメ、

オワリノブヒメ、エツノケンシン・・・みな、戻ってきたのか!」

 

チチブカネビメ「ダザイテンマン殿、ご苦労をおかけしました。

状況を教えてください。あと、家政クラスの人たちにこの薬を渡して、

負傷者の治療にあたらせてください。」

 

ダザイテンマン「おお!チチブカネビメ!状況は・・・」

 

チチブカネビメ「なるほど。するとあれが羅刹大将。

敵勢の総大将ですね。アチタケル殿!お願いします!」

 

アチタケル「わかったぜ!あいつだな!」

 

 

羅刹大将「なんだと・・・たった6人戻ってきただけで・・・

まるで別の軍ではないか・・・」

 

アチタケル「あんたの相手は俺だ。」

 

羅刹大将「こしゃくな!小僧!」

 

アチタケル「破魔強力掌波!!!」

 

羅刹大将「ぐわ~~~!!!」

 

 

羅刹軍を撃退した!

 

 

スサノオチャレンジ五日目夜。

勾玉にされていた6人が戻り、今夜はいつもにもましてにぎやかです。

 

 

サルメノウズメ「え~~~!!!あんた!いつの間にか、

ソウリンと付き合ってたの~~~~!!!」

 

ブンゴノトヨヒメ「やだ。ウズメちゃん、声が大きい。」

 

スオウノハルヒメ「私は、アカマホウイチ君とお付き合いはじめたの。」

 

サルメノウズメ「あら~、まあ、お年頃の子達が、男女共同で、

五日間もキャンプ生活してたら、くっつく子達ができててもあたりまえか~。

えっ、ほかには?ほかには?」

 

 

チチブカネビメ「ほら。この通りに作るとね・・・

簡単でしょ。」

 

キイノクマヒメ「あっ、ほんとだ。わりと簡単。」

 

スルガノフジヒメ「チチブカネビメさんって、ほんと、

頭良いわね。この弩なら、力もいらないし、私たちでも

戦えそう。」

 

チチブカネビメ「戦いは腕力だけじゃないの。

力が無くても、戦う方法はいろいろありますよ。」

 

サキタマハニマル「うぅ・・・カネビメちゃんとゆっくり

お話できないよぅ・・・」

 

 

オワリノブヒメ「・・・と、明日は、基本的にこういう戦法で

行こう。ただし、状況に応じてな。」

 

キビツモモタ「はい!」

 

ウラシママンタ「ノブヒメ様の下で戦えて幸せであります!」

 

サカタキンタロ「んだ。んだ。」

 

オワリノブヒメ「で、あるか。」

 

 

トサノリョウマ「大変だったみたいだな。」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様。勾玉にされていた間は

どんな感じだったのですか?」

 

トサノリョウマ「あ~、なんか、ずっと修行してた。

一ヶ月くらい経ったのかと思ってたけど、5日間だったんだな。」

 

クルシマエヒメ「へ~、そうなんですね。」

 

 

アチタケル「なんだなんだ!お前ら暗い顔しやがって!」

 

ダイダラボッタロウ「オラ、彼女・・・できなかった・・・」

 

ゴンヒョウジュウ「エツノフユヒメちゃんに告ったんだけど、

好きな人いるからってフラれちまった・・・」

 

エツノケンシン「・・・まあ、恋愛強者ばかりじゃないから・・・」

 

エツノフユヒメ「ああ、ケンシン様・・・近くにタケル様や

男子達がいて、お声がかけられないわ・・・」

 

 

ナガサーキサダ

「両思いとか~ 片思いとか~

フラれちゃったりとか~

いろいろあるけど~

それが青春~

気にすることは無い~

一人一人が~主人公だから~」

 

 

スサノオチャレンジ六日目

 

 

チチブカネビメ「今日は、私が総指揮を執ります。

各部隊の指揮官は、アチタケル殿、エツノケンシン殿、

オワリノブヒメ殿。

遊撃部隊の指揮は、サルメノウズメ殿。

トサノリョウマ殿は、集落の防衛部隊の指揮を執ってください。」

 

神武「俺は、ホントに休んでていいのか?」

 

チチブカネビメ「神武様は、明日の大魔王スサノオとの決戦に備えて、

ゆっくりお休みください。

大魔王を倒せるのは、神武様の勇者の一太刀だけですから。」

 

神武「わかった。俺、寝てる( ・ω・)」

 

 

サキタマハニマル「来たよ!すごい数だ!」

 

 

大魔王スサノオの眷属軍団が現れた!

 

 

アチタケル「よっしゃ!みんな、行くぜ~~~!!!」

 

オワリノブヒメ「我に続け~~~~!!!」

 

エツノケンシン「行こう!!!」

 

サルメノウズメ「よし!遊撃部隊は、敵を攪乱するわよ~~~!!!」

 

トサノリョウマ「防衛部隊、みな、弩で援護を!!!」

 

 

戦いの様子を遠くからマントをたなびかせてみている大魔王スサノオ。

 

 

スサノオ「ほう。指揮官がいると良い動きするねぇ。

一応、今までで最強の部隊編成で襲ってるんだが、どうなるかな。」

 

 

チチブカネビメ「作戦通りのポイントに敵を誘導できたわね。

みんな、今よ!」

 

アチタケル「退け~!」

 

エツノケンシン「退くぞ!」

 

オワリノブヒメ「撤退!」

 

サルメノウズメ「みんな、逃げるわよ~!巻き込まれないようにね~!」

 

チチブカネビメ「炎の計!火炎陣!!!」

 

 

大魔王スサノオの眷属軍団を全滅させた!!!

 

 

スサノオ「どわ~、軍師の姉ちゃん、ド派手にやってくれたぜ!

こりゃ、あとでクシナダヒメに叱られちまうかもな!」

 

 

サキタマハニマル「あれ、なんか光ってる剣があるよ。」

 

チチブカネビメ「これは、大魔王スサノオの闇の衣を断ち切れる

光の剣。神武様にお渡ししましょう。」

 

 

神武は、「光の剣」を装備した!

 

 

スサノオ「面白いヤツらだ。明日の最終日が楽しみだぜ。

ちょい長くなるから、次回に続くな( ・ω・)」

 

 

スサノオ様~

また延長ですか~

仕方ないわねぇ。

チチブカネビメ、アチタケル、エツノケンシン、

オワリノブヒメ、トサノリョウマ、サルメノウズメが復活し、

「光の剣」も手に入れた神武様たち。

これで、今後こそ、次回、大魔王スサノオとの決着よ!

 

次回、

 

第7の3

「サバイバルゲーム!大魔王スサノオへの挑戦!(完結編)」

 

お楽しみにね~

ナビゲーターは、アメノウズメでした。