こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の設定等はこちら( ・ω・)

 

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第7話「サバイバルゲーム!大魔王スサノオへの挑戦!」

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

 

 

大魔王スサノオにより、

本来、スサノオチャレンジに挑戦する予定だった

チチブカネビメ、アチタケル、エツノケンシン、

オワリノブヒメ、トサノリョウマ、サルメノウズメの

6人が勾玉に変えられてしまう!

しかも、戦いの苦手な家政クラスの子達も含めた

54人が根之堅洲国に取り残された!

果たして、神武様達は、この危機を乗り越えることができるのか?

 

 

スサノオ「ぐわっははははは、神武とその学友どもよ、

この大魔王スサノオ様が、お前らに与える特別授業の

ルールは、簡単じゃ!

このエリアには、お前達が集落を作るのに必要な材料は、

いたるところに隠してある。それをお前達で見つけ出して、

7日間を耐え忍べ!

もちろん、その間に、この大魔王スサノオ様の眷属である

妖怪達や鬼達が、お前らの集落を襲う!

そして、最終日まで耐え忍んだら、この大魔王スサノオ様が

直々に相手をしているから、7日間耐え忍んで、この俺を

倒せたら合格じゃ!

ただし、脱落者が一人でも出たら失格だから、戦えない仲間は

守り抜いてやれよな!

ぐわっははははは、それでは、スサノオチャレンジ、スタートじゃ!」

 

 

神武「むう、ようするに集落を作ってみんなで共同生活しながら、

7日間、みんなで守り合えばいいってことか( ・ω・)」

 

 

出雲大社奥の間につながる異空間(職員室)

 

 

オオクニヌシ「いけません!スサノオ様を止めに行かねば!」

 

タジカラオ「面白そうじゃねえか。オオクニヌシ校長、やらせてみようぜ。」

 

オオクニヌシ「年頃の男女が同人数!多くは縁結びの神たちの子孫達ですぞ!

我が学宮にいた間に、娘が妊娠してしまったなどということになったら、

保護者の方々からどんなクレームが来るか!」

 

タジカラオ「心配してるの、そこかいな・・・」

 

オモイカネ「これは面白いな。単純な戦闘訓練ではなく、内政や兵站の

訓練にもなる。」

 

クシナダヒメ「会場に使ってる根之堅洲国の大広間、

誰が後片付けしてくれるのかしら・・・」

 

 

 

サキタマハニマル「神武君。カネビメちゃん達6人の勾玉は集めたよ。

カネビメちゃん達6人の勾玉は、神武君が預かってて。」

 

神武「わかった( ・ω・)」

 

 

神武は、「6対の勾玉」を装備した!

 

 

神武「まずは、集落を作れる場所を探そう!」

 

チクゼンノタマヒメ「神武様!水辺があります。」

 

神武「じゃあ、水辺に集落を作ろう。寝るとこと食料、あとトイレも必要だな。

いろいろ布も使うことあるだろうから、布の材料になるものも探そう。」

 

ブンゴノトヨヒメ「お水を汲んできますね。

あら?きゃ~~~~!!!」

 

神武「むっ?敵か!」

 

 

河童たちが現れた!

 

 

ブゼンノナツヒメ「あ~れ~!」

 

チクゼンノタマヒメ「助けて~!」

 

ヒゴノアツヒメ「えい!きゃっ!私じゃ戦えない!」

 

河童A「カッパカッパカッパカッパ!」

 

リュウゾウジハチマン「危ないから、家政クラスの女子たちはさがっておれ!」

 

クマノヤタ「ここは、我らが戦う!」

 

ウサソウリン「とりゃ~!」

 

 

河童たちを撃退した。

 

 

ブンゴノトヨヒメ「ごめんなさい・・・私たち、足手まといになっちゃって・・・」

 

クマノヤタ「気にするな。戦いは俺たちがやる。お前達は、うまい飯を作ってくれ。」

 

神武「物資の採集は一組5人以上でやろう。戦える者はボディガードについてやってくれ。」

 

ダザイテンマン「神武様。集落の町割りはこれでいかがでしょう?」

 

神武「うん。これで行こう。」

 

 

一日目、神武様の指導により、集落が作られました。

戦いが苦手な者たちは、集落の内側に。

戦える者たちは、外側を囲む形で神武様達54人の大キャンプが始まりました。

その夜・・・

 

 

ダザイテンマン「う~む。よくわからんなぁ・・・」

 

神武「どうした?ダザイテンマン。」

 

ダザイテンマン「あっ、神武様。女子達から

なにか困っていることがあるようなのですが、

聞いても恥ずかしがって、よくわからんのです。」

 

イツクシマオキツシマヒメ「女子達がみな・・・困っているのですが・・・」

 

イツクシマタギツヒメ「で、でも、こんな状況だし・・・」

 

イツクシマタギリヒメ「は、恥ずかしい・・・」

 

神武「生理用品か?」

 

イツクシマオキツシマヒメ「は、はい。何の準備も無く、

ここに連れてこられたため、生理用品が不足しております。

しかし、このような状況下ですので、なんとか我慢します・・・」

 

神武「毎日のことだ。我慢ってわけにもいかんだろ。

物資は限られてるけど、作れるか?」

 

イツクシマオキツシマヒメ「はい。家政クラスでは生理用品の作り方も

みな習っております。ただ、限られた物資をそのようなことに使っても

良いものかと・・・」

 

神武「物資不足だけど、削っていい物じゃない。生理用品に物資を使ってくれ。」

 

イツクシマ三姉妹「神武様、ありがとうございます。」


神武「一週間か・・・思ったより大変かもな・・・」

 

 

スサノオチャレンジ二日目

 

 

キビツモモタ「鬼どもが来たぞ!」

 

神武「迎え撃て!敵は強い。一人で戦うな!5人一組で陣を組んで、

戦え!」

 

 

鬼たちが現れた!

 

 

スオウノハルヒメ「きゃ~!!!」

 

イズモノアキヒメ「鬼!鬼よ~!」

 

エツノフユヒメ「うわ~ん!ケンシン様~!助けて~!」

 

イナバノクニヒメ「いや~!来ないで~!」

 

神武「クルシマエヒメ!カグヤツキヒメ!武将クラスの女子たちを指揮して、

家政クラスの人たちを守れ!」

 

クルシマエヒメ「承知!」

 

神武「キビツモモタ!サカタキンタロ!ウラシママンタ!

武将クラスの男子たちを指揮して鬼たちを撃退せよ!」

 

キビツモモタ「わかったぜ!みんな、ついてこい!」

 

神武「ダザイテンマン!策は無いか!」

 

ダザイテンマン「集落近くに落とし穴を作ってあります。そこに誘い込みましょう。」

 

神武「採用!サヌキノコンピラ!イナバハクト!アワノケンザン!

アカマホウイチ!ハリマノヒョウズ!お前たち5人で鬼たちを落とし穴に誘導しろ!」

 

サヌキノコンピラ「御意!みんな、行くぞ!」

 

スルガノフジヒメ「ああ、私たちにもなにかできることはないかしら・・・」

 

キイノクマヒメ「みんな!がんばって~!」

 

 

鬼たちを撃退した!

 

 

スサノオチャレンジ二日目の夜

 

 

ダザイテンマン「神武様!大変です!

武将クラスの女子たちと家政クラスの女子たちが

喧嘩を始めました!」

 

神武「なに!喧嘩だと!?」

 

 

オンガエシオツル「あんたら!私たちは毎日戦ってるのに、

なんなのよ!」

 

シタキリノスズメ「だいたいさぁ!女子だから戦えないなんて、

甘えてんじゃないわよ!私たちは女でも戦ってるのよ!」

 

サヌキノイケヒメ「そんなこと言ったって!」

 

アワノサケヒメ「私たちだって、一所懸命、限られた物資で

やりくりしてるのよ!」

 

ハリマノウミヒメ「そうよ!戦ってる子だけ、偉いなんて、

差別だわ!」

 

神武「やめろ!仲間同士で喧嘩してどうする!」

 

 

その光景を遠くからマントをたなびかせてみている大魔王スサノオ。

 

 

スサノオ「神武、なかなか頑張ってるじゃねぇか。

だがな。集落の運営に、戦闘の指揮、それに喧嘩の仲裁まで。

お前さん、一人で働き過ぎだぜ。

どんなに有能でもな。

そんなに働いてると、疲れちまうぜ。」

 

 

スサノオチャレンジ三日目

 

 

サキタマハニマル「来たよ!雷神たちだ!」

 

 

雷神たちが現れた!

 

 

神武「敵もだんだん強くなってきてるな。」

 

ダザイテンマン「神武様。顔色が悪いですよ!」

 

神武「心配ない。行くぞ!みんな!」

 

ハナサカジジロウ「ハラ減ってきたのう・・・」

 

チカラジロウ「喰えるだけましだが、豆とキノコくらいしか、

喰ってないからな・・・」

 

イッスンボウ「やるしかない!」

 

ショウジョウジタヌ「雷神、強そうだなぁ。」

 

 

神武指揮のもと、激闘の末。

雷神たちを倒した!

 

 

神武「・・・・・・」

 

ダザイテンマン「神武様?」

 

キビツモモタ「お、おい!神武!」

 

クマモトイナリ「みんな、神武様が倒れた!神武様を

集落の中心に運べ!」

 

 

神武様が倒れてしまった、スサノオチャレンジ三日目の夜・・・

 

 

イツクシマオキツシマヒメ「過労ですね。神武様、

かなり、ご無理をされていたようです。

今の状態だと三日間ほど安静にする必要がありそうです。」

 

ダザイテンマン「三日間・・・ということは、最終日の七日目以外は、

神武様抜きで乗り切らねばならんということか・・・」

 

アタゴタイセイ「神武様の指揮無しで、あと三日間・・・

もう降参した方が良いのでは・・・」

 

ヒヨシサンノウ「我々の中には、神武様の代わりができる者

など一人もいない・・・せめて、チチブカネビメやトサノリョウマが

いれば・・・」

 

ヤサカギオン「どうやって、あと三日間を耐えしのぐか・・・」

 

 

そのとき、ナガサーキサダが弾き語りを始めた。

 

 

ナガサーキサダ

「俺たちみんな 神の子だよね~

ひとりひとりが 尊いんだよね~

得意なこととか~

苦手なこととか~

それぞれちがうけど~

やれることやって~

みんな主人公~」

 

 

サキタマハニマル「そうだよ、みんな!

僕たちは、神武君やカネビメちゃんみたいなことはできないけど、

それぞれにできることがあるよ!」

 

キビツモモタ「そうだぜ!みんな!

神武がすごすぎて頼り切ってたけど、

俺たちだって、一人一人が特別な存在なんだぜ!

みんなで得意なことやって、あと4日間のスサノオチャレンジ、

乗り切ろうぜ!」

 

クルシマエヒメ「そうよ!きっとリョウマ様たちだって

助けられる方法がある。みんなで、頑張りましょう!」

 

アワジミツケメ「みんな、ご飯だよ~」

 

ゴンヒョウジュウ「また、豆とキノコの飯か・・・」

 

サルカニニギリ「あれ、うまいぞ!」

 

オムスビゴロリ「うんめ~!今日の飯うめえぞ~。」

 

アワジミツケメ「どうだい。アタイたち料理班の調理の腕は。

どんな食材でも、おいしい料理を作る。それがアタイたちに

できることさ。」

 

ダイダラボッタロウ「おかわり~」

 

シナノスワヒメ「娯楽も大事よ。私たち、踊るわ!」

 

ソノナアマビメ「アタイらも、武芸で鍛えたキレッキレのダンスを

見せてあげるわ~」

 

タナバタオリヒメ「みんな、のってる~~~!!!」

 

カチカチウサギメ「きゃはは、楽しい~!」

 

オウミアワヒメ「みんな~、明日もがんばろ~!」

 

ネズミノヨメ「明日もやるわよ~!」

 

 

その光景を遠くからマントをたなびかせてみている大魔王スサノオ。

 

 

スサノオ「ふふふ・・・ガキども、気づいたようだな。

いいか。国なんてのは・・・一人の英雄が作るんじゃねぇ。

お前ら一人一人が作っていくもんなんだぜ。

おい。アメノウズメ。

俺、良いこと言ってるよな( ・ω・)?」

 

 

はいはい。スサノオ様、良いこと言ってますわよ。

でも、一話では終わらなかったわね・・・

全体の連載予定変更になっちゃうけど、しょうがない・・・

本来のスサノオチャレンジ挑戦予定者のうち6人が勾玉にされ、

神武様までもが過労で倒れてしまう中、

一人一人が主人公という自覚を持った出雲大社学宮の生徒たち。

スサノオチャレンジは、残り4日間。

次回後編は、いよいよ大魔王スサノオとの対決!

勾玉にされた6人はどうなる?

そして、神武様たち60人が見せる奇跡とは!?

 

第7話の2

「続・サバイバルゲーム!大魔王スサノオへの挑戦!」

 

お楽しみにね~

ナビゲーターは、アメノウズメでした。