大きかろうが小さかろうが
自分がやられて痛かった思い
どんなにやる気でも
どうにもならない相手との組手
そんな思いが続けば
自分はダメかもしれない・・・・
なんて感じることあると思う
でも少しの勇気が何かをつかむ瞬間がある。
本人がそう感じられることが
まず成長だと思うけど
ほんのささやかな一瞬だから
本人はまず気付かない。
「・・・・さっき前蹴りもらってココが痛かった・・・。
でもあの子も今きっと、痛いんだろうな。。。」
「自分だけが痛いんじゃないよね。
相手も痛いんだよね。」
途中組手をリタイヤしたけど
がんばるみんなを見ながら
そういう風にひとりごとをいう子がいました。
いつも先生が言っていることを
身に感じてきちんと感じられている瞬間だと思いました。
今までは
前蹴りもらったらそのまま固まって泣き
その次はこらえることができても、やはり泣き
その次は少し反応できて
なんとか動こうとする
その次は少しその蹴りに
合わせて数回攻撃につなげることができる
ほんと一瞬の一瞬。
すごい進化だと思います。
この一瞬で今、自分の目の前の相手に勝とうとし、
怖くてたまらなかった自分の弱さに打ち勝った瞬間だと
そう思いました。
いろんな子を見ていて
その一瞬の表情や
一瞬の言動や
帯、ちょっと上手に締められるようになったねとか
ほどけないように気にするようになったねとか(笑)。
あー今、この子伸びようとしてる
本人の自覚は別にして(笑)
そう思う瞬間がいろんな場面ですごくある。
家に帰ればダラダラかもしれませんがね(笑)
えらかったーとか文句たらたらかもしれませんがね(笑)
あーこの子、少し変わってきたなーと
感じることができる瞬間を与えられたことに
こどもたちを見ていて、
毎回感謝です。
同年代の子より
同じスピードで進まない子もたくさんいます
できないからやらないではなく
今、自分のできることを精一杯やる
できることには個人差がかなりあるから
そんなこと、苦にすることはない。
ただ今日より次は少しでも前に進んでいこうね。
意識をもつことがなにより大事だと思うから。
やれるようになりたい!
と思えるようになったら、速いよ。
キミがこの間できなかったことが
何かのきっかけで少しできるようになったら
それはすごいことだよ。
年頃になると
がんばることが恥ずかしかったり
きちんと挨拶することがしゃくだったり
そんなややこやしい思いに
振り回される時期もあるけど
大人になるとちゃんとわかるんだ。
あたりまえの挨拶やきちんとすることの
大切さと心地よさ。
大人になっても
挫折したりなんてやたらたくさんある
不本意なこともたくさんある。
自分のプライドのために
大きく見せようとしたり
バカにされたくないと見栄を張ったり。
そして自分が思う強さと
本来の真の強さが
かけはなれていることに気付かないおろかさ。
自分はいくらでも伸びしろがある
自分は本気でやればできるようになる
うっかり忘れちゃう。
自分をあきらめたらいけない。
ポジティブに挑戦しよう。
できることを
今、やれることを全力でやろう。
そのために今、
身体を鍛え、心を鍛え、
豊かで優しく強い人間になるために
まずは目の前の課題に挑戦する。
今日できなかったことでも
今度はきっとできるようになるよ。
その繰り返しだよ。
いつでも、はじめの一歩だね。
はじめて本部で受ける昇級審査
ひとつの壁になると思います。
まず、自分に勝つかどうか。
まずは必死に挑戦し
自分に勝ったという達成感を
かならず乗り越えて、
感じてほしいと思っています。
がんばってください。