先生が

「自分がなりたい自分になるために、
  具体的に目標を文字にしてごらん」

そう言って数日が過ぎた


そのことを忘れずに
とうとう文字にしたためた生徒がいた!!


その手紙には

何歳で黒帯となり

何歳でキックの世界に入り

何歳でK-1甲子園に出て

何歳でチャンピオンになる


という内容だった


先生の中では、その後、何歳で結婚し、何歳で子を産み、
何歳で自分の後をついでくれる。。。

みたいな妄想もあったらしいが

・・・・それは書いてなかった(笑)


「そうか・・・。そうか・・・。うん
  お前ならきっとチャンピオンになれるぞ

真っ赤な顔してまっすぐしたまなざしで
 先生を見る目がとてもいじらしくて可愛くて

食べたくなりました




嬉しそうに恥ずかしそうに手紙を見せてくれる子は

5年生の男の子たち


「チャンピオンになるとき、プロのリングに私も連れてってくれる?」


「うん


はにかんでそう答えてくれました



そうと決まったらこのまま老けてる場合じゃありません
ラウンドガールやらなくちゃ



自分が何になりたいかとかどうありたいとか

具体的に自分の考えで自分の文字でしたためたとき

それは、生きた文字となると思います


そうやってひとつひとつ夢を手にしてきた先生は

確信を持って子供達にも伝えます


言われたからだけじゃなくて
自分の意思で書いた文字は

たとえこの先、事情が変わったとしても


何らかの形でその子の礎(いしずえ)となると思います




今は、その手紙でひとりの先生を深く感激させ

ひとりの老女を若返らせた魔法の言葉にちがいはありません




宝物のひとつとなりました。


不言実行はかっこいいけど

有言実行はもっとかっこいいものかもしれないなー