こんにちは、オカメブリーダーOKAMERUKOです。
本日は、ヒナちゃんお迎え後に心配になるゴハンについての記事となります。
まずはじめに、個体差がある為全てのオカメちゃんに当てはまる内容ではない事をご理解ください。
ヒナちゃんのお迎え時期によるレベルを3段階に分けて記載します、レベル1から小さい順となります。
レベル1
挿しエサ 1日に4〜5回
まだ羽が少なく温度管理が重要な時期です、挿しエサは、水分多めで緩めにつくり温度は40〜43℃をキープして与えます、幼鳥の為、警戒心がなくお迎え直後で環境が変わっても、お腹がすけば割とすぐにゴハンを食べてくれる事が多いですが、幼鳥の為、体調を崩したり食帯などを起こしやすかったりする時期にもなるので、注意が必要です。
レベル2
挿しエサ 1日 2〜3回
羽がほぼ生え揃い、初飛行間近や初飛行したくらいのヒナちゃんです、この頃は挿しエサと合わせて自分でゴハンを食べる練習をさせるため粟穂なども与えます、まだ水は飲まないので挿しエサで水分を与えます、挿しエサの濃度もやや濃いめで作ります。
初飛行前後のヒナちゃんなどは朝と昼の挿しエサの食べが悪くなり、夕方や夜に沢山ゴハンを食べる子が多いような気がします。
成長に伴い、警戒心もついてくるのでお迎え直後などは挿しエサの食べが悪くなると思いますが、挿しエサの温度や与え方が正しく出来ていれば、お腹が空けばゴハンを食べてくれると思います。
レベル3
挿しエサ 1日 2回〜1人エサ
もう羽も伸びて、すっかりオカメインコの姿に見える時期です。
知恵もついてきて警戒心も出てきたり、人の顔を覚えてきたりするので、お迎え後の環境の変化に敏感になってきます。
個体差によりますが、怖がりな性格のオカメインコちゃんなどはお迎え後、環境の変化による緊張からゴハンを1日〜2日食べないなどの事態が、稀に起こったりする時期のヒナちゃんとなります。
この頃は挿しエサから1人エサに切り替え練習の為、挿しエサを減らし自らゴハンや水を摂るように、ケージの床にシードや水を設置します。
可能であれば毎日、朝と昼と夜と3回くらい体重を計測しオカメちゃんが自分でどれくらいゴハンを食べられているかを観察し、挿しエサの量をコントロールしながら、1人エサが出来るように管理します。
【1人エサの子がゴハンを食べない場合の対策】
まず、オカメインコちゃんが落ち着ける場所にケージを設置し、ケージを以下の画像の様にセットして
みてください。
フンキリ網や止まり木を全て外し床全面に撒き餌を敷き詰め、大きめの水入れ容器を設置します。
ケージに付属するエサ入れや水入れも全て取り払い、オカメインコちゃんが高い場所に止まらず、常に地面のどの場所に居てもゴハンがある状態にセットします。
上記で食べない場合など、例外的にオカメちゃんをケージから出して、ケージの外でゴハンを与えると食べてくれたりする子もいます。
私の経験上のお話しですが、ご家庭での環境や健康に問題の無いオカメインコちゃんなら、緊張しながらも少しづつ環境に慣れてゴハンを食べてくれるようになると思います。
ヒナのレベルに関わらず、お迎え後から1日半以上ゴハンを食べないような場合は、なるべく早く動物病院を受診をしてください。
説明が足りない部分も多々あるかとは思いますが、
可愛い大切なオカメインコちゃんの為に、里親様ご自身でも飼育方法などを学習していただき、楽しいオカメインコライフに繋げられたらと思い記事にしてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました