この問題が常染色体で最後の予定です。
ここまで理解出来ている人であればゆっくりやればできると思います。
今回のペアは
父 WFDSSF/em
母 PFEM/wf
です。
まずはEMからいきましょう。
EMを取り出して見ると
父 em・n
母 em・em
となるので、生まれてくる子は
EM
N/em
の2パターンになり、半分の確率でエメラルド、もう半分の確率でエメラルドスプリットになります。
続いてDSは
父 ds・n
母 n・n
となるので
DSSF
N
の2パターンになり、半分の確率でドミナントシルバーシングルファクター、もう半分の確率でノーマルになります。
最後にWFとPFですが、wfとpfの染色体を同時に持った場合はpfが優性になるという事と
PF/wf = pfwf
という事を思い出して下さい。
このような事からpfとwfの染色体は
父 wfwf
母 pfwf
になり、生まれてくる子は
pfwf = PF/wf
wfwf = WF
の2パターンになります。
以上の結果からそれぞれ
EM と N/em
DSSF と N
PF/wf と WF
が導き出され、それらの結果の全ての組み合わせを考えると
PFDSSFEM/wf
WFDSSFEM
PFDSSF/wfem
WFDSSF/em
PFEM/wf
WFEM
PF/wfem
WF/em
の8パターンが導き出され、生まれてくる確率は1/8ずつの12.5%となります。
これがわかれば常染色体の遺伝は全てわかるのではないかと思います。
ちなみにオカメーランドにはこのオカメインコの組み合わせのペアがいます。