オカメインコの遺伝について(その2) | オカメインコの世界オカメーランド

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オカメインコのドミナントシルバーやホワイトフェイス、パステルフェイスやエメラルド等、幅広い種類のオカメインコを繁殖しています。

常染色体の発現


オカメインコの染色体の記載のルールとして、ここでは


  大文字で記載 遺伝として発現している状態

  小文字で記載 染色体


と思って下さい。


わかりやすく常染色体劣性遺伝のオカメインコを記載すると、常染色体劣性遺伝のオカメインコは染色体が二つずつあるので


  ホワイトフェイス WF = wfwf

  パステルフェイス PF = pfpf

  エメラルド            EM =emem

      以下省略


になります。





じゃあ常染色体優性遺伝のオカメインコの記載はどうなるかと言うと、ドミナントシルバーについては


  ドミナントシルバーシングルファクター ds・n

  ドミナントシルバーダブルファクター dsds


という記載になります。


Nというのはノーマルという事で「n」は染色体がない状態と思って下さい。


また「・」と記載していますが、わかりやすくしているだけで、特に何も意味がないと思っていただけたら良いと思います。


ドミナントシルバーの記載ですが、発現色の違いがあるので、一般的には


  ドミナントシルバーシングルファクター DSSF

  ドミナントシルバーダブルファクター DSDF


とする事も多いです。


前にも説明しましたが、シングルファクター(SF)というのは、染色体の数が一つの場合、ダブルファクター(DF)というのは染色体の数が二つの場合になります。