オカメーランドにはたくさんのドミナントシルバーがいます。
一口にドミナントシルバーと言っても、とても奥が深いのです。
今日はドミナントシルバーについての質問がありましたので、ドミナントシルバーについてお話しします。
まず、DS(ドミナントシルバー)には
SF(シングルファクター)
DF(ダブルファクター)
の2種類があります。
これはドミナントシルバーの遺伝子の数を表しています。
SFは一つ、DFは二つの遺伝子を持っているという事です。
では、遺伝子の数でどのように変わるか見てみましょう。
WF(ホワイトフェイス)で説明しますと、WFDSSFのロッキーは
WFDSDFのタルトは
単純に、同じ種類のオカメインコなのに、遺伝子の数が違うだけで、全然違う色になってしまいます。
ドミナントシルバーの遺伝子は体の色を薄くし、遺伝子の数が多ければ、色が薄くなる感じですね。
ドミナントシルバーの特徴として、ドミナントエッジと呼ばれる羽があります。
これもロッキーの写真ですが
これがドミナントシルバーのSFを見分けるのに一番わかりやすいかもしれません。
でもDFのタルトは白くなり過ぎて、もうわかりません(笑)
ちなみに生後3ヶ月のロッキーは
これだけ変化するのもドミナントシルバーの面白いところかも知れませんね。
あっ、でもこんなに色が変わるのはオスだけです。
メスは少し薄くなる程度です。
あともう一つドミナントシルバーシングルファクターには、プラチナという言葉があります。
プラチナもドミナントシルバーシングルファクターなのですが、色が薄く、ダブルファクターに近い色になりますよ。
ちなみにこちらはホワイトフェイスドミナントシルバーシングルファクターエメラルド(?)のライチです。
ホワイトフェイスエメラルドを持っている子はホワイトフェイスドミナントシルバーシングルファクタープラチナと区別がつきにくいです。
ライチはタルトより少しだけ色が濃いように見えると思います。
これまでは WFの話ばかりでしたが、PF(パステルフェイス)DSDFだと
またPFDSSFは
こんな色になります。
ドミナントシルバーの人気の理由で、色以外に
DFは天然
だと言われている事があります。
天然かどうかはわかりませんが、行動がカワイイ事は確かです。
そんなこんなでドミナントシルバーはとても人気が高いのですが、中でもDFはとても珍しい種類で、なかなか生まれてきません。
DFはSFとSFのペアからは1/4の確率でしか生まれて来ず、DFとDFのペアは致死血統と言われており、ほとんど生まれて来ず、生まれてもすぐに亡くなったりして育たないらしいです。
そういえば、DFとDFのペアって見た事がないですね。
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