しばらくピアノの生演奏を聴いていないと、無性にコンサートに出かけたくなる🎹
仕事からの逃避行動でもあることは否めない
4月に及川浩治さんのリサイタルに足を運んだばかりだったが、5月はまだ一度もコンサートに出かけていないことに気付き、早速検索開始
せっかくなので、現在練習中の月光がプログラムに含まれるコンサートを探すことにした。
すると、近く行われるコンサートを発見
イ・ヒョクという、ロン・ティボー国際コンクールで亀井聖矢さんと一緒に1位になった方のリサイタルだ🎹
チョ・ソンジン、イム・ユンチャンなどの活躍ぶりから、一度韓国人ピアニストの演奏を聴いてみたいと思っていたのでちょうど良かった。
リサイタルの日が楽しみだなぁ
先日ネットニュースでこんな記事を読んだ。
「孤独の対話ーベートーヴェンの会話帖ー」という岩波新書を読んだ📖
耳が聞こえなかったベートーヴェンが筆談に使っていた「会話帖」が断片的に紹介されている。
上のベートーヴェンの記事を読んだ後、本の中に興味深い一節を見つけた。
その内容はこうだ。
ベートーヴェンは、家を訪ねたオペラ歌手にワインを振る舞う。
すると、そのうちの一人が嘔吐と下痢に苦しむことになる。
会話帖には、その時のことがこのように記されている。
「二人の美人は貴方によろしくとのことです。そしてこれからは、もっと上等の、健康なワインにして下さい、とお願いしています」
ベートーヴェンの死後、会話帖を保管していたシンドラーという人が書いたメモだ。
当時は粗悪なワインが多く流通していたと推測されるが、ひょっとすると大のワイン好きだったベートーヴェンは、倹約して安いワインを愛飲していたのかもしれない…
(実際にベートーヴェンは甥のカールに遺産を残すため倹約に努めていたという)
ちなみに、本の中ではベートーヴェンの病気の原因について①有毒神経炎②過度の強い音響による障害③機械的な外傷④感冒による障害⑤体質の異常⑥伝染病による高熱⑦チブス説⑧梅毒説ーーを挙げているが、結論として「病気の本当の原因は分からない、たぶん何かの伝染病であろうと推定される」と締めくくっている。
話は変わるが、本を読んでいて、ベートーヴェンの血液型はB型だったのでは?と感じた。
私もB型なので、そうだとしたら嬉しいのですが