家からそれほど遠くない場所に、ピアノカフェがあるという
ずっと気にはなっていたけど、ひとりで行くのも何だしなぁと思い、足を運べずにいた。
昨夜、念願叶ってストリートピアノで知り合った方たちと行くことができました
開店時間より早く着いたので、近所を散策。
すると、こんな場所を発見
躑躅の花も
最近、仕事や家族のことで(ピアノも)頭が一杯で、花を愛でる余裕もなかった。
綺麗な花たちに、縮こまっていた心と体が癒されるようでした
そうこうするうちに、ちょうど良い時間になったのでお店へ向かう。
お店に一番乗りだった私
店員から「ほかのお客さまがいらっしゃるまで自由に弾いていいですよ」とピアノを勧められる。
ぴかぴかに磨かれていて、まるで新品のようだ。
店員さんがBGMを止めてくれたので、それではとお客さんが来るまでいつものレパートリーを一通り弾かせてもらう。
まずは、発表会で弾く雨だれから
ほぅ、これは鍵盤が重い。
これまで弾いてきたピアノの中で、おそらくナンバーワンの重さかも
しかし、慣れてくると重厚なタッチから生まれる響きが心地よくなってくる。
ピアノはステージに置いてあり、スポットライトを浴びながら弾くことができる。
気分はまるでピアニストだ🎹
しばらくすると、ピアノ仲間が到着。
弾き合い会ならぬ、ピアノを楽しむ会の始まりです
まずは地元のストピで知り合った男性が、ブラームスのワルツやドビュッシー、ベートーヴェンの月光全楽章などを弾く。
男性は高校までピアノを習っていて、数年前に独学で再開したんだとか。
もうひとりのピアノ仲間の女性は、大人からピアノを習い始めたという。
バッハなども勉強されていて、ふと和音の中の内声が聴こえてくるような演奏をされる。
なんと、先日私がブログに書いたサティのグノシエンヌを弾いてくれました。
生演奏のグノシエンヌはCDで聴くのとは違い、揺れるようなメロディが心地よかったです
食事もおいしく、あっという間に楽しい時間は過ぎる。
ちなみに、お客は私たちのほかにジャズを弾く男性だけで、ほぼ貸し切り状態
たくさんピアノを弾いて、心地よい疲れを感じながら帰路につきました