前回のレッスンでの話🎹

 

先生から「この曲(雨だれ)がどういう状況で作られたか調べてみた?」と聞かれた。

 

一般に伝えられている、ショパンがジョルジュ・サンドとマヨルカ島に渡り、体調不良の中で書いた作品であることを述べる。

 

しかし、実際は曲のほとんどの部分はすでにフランスで完成していて、マヨルカ島では最後の一部分を作ったに過ぎないことはあえて話さなかった。

 

先生は演奏にもっと心情的な部分を求めているのでは?と思い、図書館で予約した本がこちら📚

 

 

「ショパンとサンド 愛の軌跡」

 小沼ますみ 音楽之友社

 

ショパンとサンドのロマンスを、オリジナル資料(手紙・サンドの著書)に基づいて客観的に辿った。サンドとの関係が続いていた時期に多くの傑作が生まれたため、馴染みあるショパンの曲の伝記的背景を知ることができる点で興味深い。また従来のショパン伝記では不足しがちであった手紙を数多く引用し、丹念に解釈している点で再評価されることが予想される。ショパン研究においては、サンドを悪女と見る考え方が戦後大きく変わり、また手紙の贋作問題など様々な議論がかわされてきたが、学術的な新説をふまえた修正もなされている。

 

 

ふむふむ。なんだか面白そうではないか。

 

私にとって雨だれは、人生初ショパン音符

年明けからひたすら弾き続けているが、いくら弾いてもショパンの神髄に迫れる気がしない。

 

発表会を前に最後の仕上げのつもりで、ショパンとサンドの物語を読んでみたいと思います照れキラキラ