昨日、雨だれが黒澤明監督の映画に使われていることを知り大興奮したおかめ📽️


YouTubeでその作品と、黒澤監督が雨だれを採用した経緯について話す動画を観た。


黒澤監督によると、雨だれは以前にも映画に使われたことがあるといい、その映画のタイトルを口にするのだが、よく聞き取れない。

前後の話から、どうやら『車輪』と言っているようだった。


しかし、いくら検索してみても『車輪』という映画は出てこない。


そこで「雨だれ ショパン 映画 音楽」のキーワードで再び検索。


すると、出てきました。


黒澤監督が言っていたのは『鉄路の白薔薇』という古いフランスのサイレント映画で、機関車を運転する機関士が主人公の話のようだ🚂


機関士といえば、イタリア映画に『鉄道員』という名作がある。

鉄道員といえば、今では高倉健主演のぽっぽやを思い浮かべる人の方が多いかもしれない。


あまり映画を観る方ではないが、なぜか好きな映画はイタリア映画のことが多い。


フェデリコ・フェリーニ監督の『道』『カビリアの夜』、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『自転車泥棒』『昨日・今日・明日』『ひまわり』など…


特に『道』は、かれこれ20回は観ている。

初めて観たのはたしか中学生の頃で、名画座にかかると聞いたら部活をさぼってでも駆けつけたものだ。

立川志らくが『道』を題材にした落語をするというので聞きに行ったこともある。


この映画、普通は女主人公のジェルソミーナに泣けるらしいのだが、私はなぜかザンパノという男に泣けてしょうがないのであった悲しい


庶民の哀歓を描くところに、イタリア映画は秀でているような気がする。

イタリア語の語感も好きだイタリア

ひょっとして、前世はイタリア人だったりして笑い泣き


ラテンな女、おかめがお送りしました💃


フェリーニの最高傑作『道』のザンパノ(左)とジェルソミーナ