ヴァイオリニストの大谷康子さんと落語家の春風亭小朝が司会をつとめる土曜の朝の「おんがく交差点」。
先日の放送は、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門で日本人初優勝の佐藤晴真さんがゲストだった。
これまでさまざなコンクールに出場された佐藤さん。
本番にベストに持っていく気持の作り方を小朝さんが尋ねる。
佐藤さんは「年によって準備の仕方が変わってきたが、1回目に出た時は、がむしゃらにただ疲れるまで、日が暮れるまで練習する生活をしていた」と話す。
翌年に受けたミュンヘンの国際コンクールでは、割と余裕を持って練習して、最後の直前の方はイメージトレーニングばかりして楽器をあまり触らずに、音楽の理想像をよりクリアにする作業をしていたそうだ。
一流のプロならそれも可能かもしれないが、素人の私には怖くて到底真似できません
私にとっての本番、発表会で弾くショパンの雨だれ☔
2ページ分の譜読みが終わった。
楽譜は現在、先生からお借りしたペータース社の原典版を使用している。
絶賛練習中のsotto voceから始まる中間部。
この部分↓
上の楽譜を見るとお分かりのように、原典版にはペダル記号が書かれていない。
そして↓は、私が所持するドレミ楽譜出版社の楽譜。
おもいっきりペダル記号が付いている。
YouTubeでいろんな人の演奏を聴いていると、この部分についてほとんどの人がペダルありで弾いている(ように聴こえる)。
そんな中、唯一ペダルなしで弾いていると思われるのが、あのお方だ。
ホロヴィッツです🎹
初めて聴いた時は、ほかの人との違いに違和感があったけど、今となってはホロヴィッツ以外にしっくりくる演奏がないほど、おかめお気に入りの雨だれなのである![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
自由に演奏するイメージのあるホロヴィッツだが、譜面どおりペダルなしで弾くところなどをみると、案外真面目だったのかな?と思ったりする。
しかしこれは、ペダルなしでもレガートで弾けるホロヴィッツだからこそなせる技なのだろう。
私がノンペダルで弾くと、音がぶつ切れて何とも味気ない演奏に![煽り](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/623.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/607.png)
![煽り](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/623.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/607.png)
ここはおとなしくペダルを使った方が良いのだろうか?
雨だれを弾いたことのある皆さんはこの部分に関して、ペダルあり派ですか?それともなし派ですか?🎵