昨夜、YouTubeでこんな動画を見つけた🎹

 

 

及川浩治ピアノ・リサイタル「名曲の花束」

2020年10月31日(土) サントリーホール

ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 「運命」 op.67

[リスト編]

 

ベートーヴェン生誕250周年のコロナ禍に行われたリサイタルの映像だ。

 

恥ずかしながら、ベートーヴェンの運命は「ジャジャジャジャーン音符」の第1楽章しか聴いたことがない汗うさぎ

 

今回、図らずもピアノ版で全楽章を聴くことになった。

 

及川さんによると、苦悩や葛藤が表現された第1楽章。第2楽章では癒しが表現され、第3楽章は不気味なものを感じる。そして、第4楽章の大勝利につながっていく。

 

運命を弾く及川さんは、まるで楽聖ベートーヴェンが乗り移ったかのよう🎼

歓喜に至るラストの熱演には、大きく心を揺さぶられずにはいられなかった。

 

コロナ禍でコンサートが中止、延期、中止という状況が続き、一時期は練習もできない、音楽を聴くこともできなかったという及川さん。


そんな中、「運命」の公演が中止にならずに行われるということでお尻に火が付き、重い腰を上げてピアノに向かい、運命の楽譜を開いて弾き出したという。


すると、どこの小節を練習しても夢中になれて、嫌なことをすべて忘れられる、すべての音が感動的な音楽だったという。

ベートーヴェンは、人に希望や勇気を与えてくれるということをあらためて実感したそうだ。


及川さんを救ったベートーヴェンの音楽。

必ずや私もソナタに挑戦しようと決意を新たにしたのであった🎹🎵