まずは、5月に
外来生物について日本に存在している、
アライグマやインドクジャクについて記事にしました。
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今回は、同じく外来種扱いの、アカミミガメ(ミドリガメ)についてです。
アカミミガメ(ミドリガメ)とアメリカザリガニが、
2023年6月1日から外来生物法に基づく「条件付き特定外来生物」に指定されました。
家庭でペットとして飼うことはできますが、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるという事で、
野外に放したり逃がしたりすることは禁止になります。
違反すると最大で3年以下の懲役か、300万円以下の罰金が科される事になりました。
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このように『改正外来生物法』に基づいても、
今だに根本的な事が解決されていません。
ミドリガメ(アカミミガメ)の原産国は、北アメリカです。
昭和30年代に日本に輸入されて来て、
人気がピークな1990年代には、
年間100万匹も輸入されて来ました。
2000年代には5万匹ほど輸入されて来ています。
縁日やホームセンターのペット売り場などで、
1匹、500円ぐらいで売られていました。
ミドリガメ(アカミミガメ)の寿命は、
30年から40年ぐらいです。
赤ちゃんのうちは、
緑色の500円玉ぐらいの小さな亀で、可愛いらしいので人気の高いペットでした。
ミドリガメ
「ミドリガメ」が成長し、
大きくなると深緑の色になり
「アカミミガメ」と呼ばれる亀になります。
アカミミガメ
次の写真は、ミドリガメ(アカミミガメ)の成長姿。
一ヶ月齢
一歳
そして青年期です。
ミドリガメは、小さいうちは飼えるが、
大きくなって飼育できないと、
川や池、沼などに遺棄し、
捨てらたアカミミガメ(ミドリガメ)は、
捨てらた場所で大繁殖し、
地元の生態系に大きな影響を及ぼし、
特に、国内では10年位前から
レンコンの農作物を食べてしまう大きな被害が出ていると言われています。
環境省では、10年位前から全国で、
アカミミガメ(ミドリガメ)の生息状況や流通捜査を行い、
住民や自治体など協力して、
今だに国内、各地で駆除が行なわれています。
これまでに、何万匹のアカミミガメ(ミドリガメ)が駆除されて来ています。
駆除の為、アカミミガメ(ミドリガメ)を捕獲するのに、
補助金が出る地域もあるぐらいです。
また、人間が捕獲をしないで、
罠をしかけるのもあります。
その罠用の機器の特徴は、
アカミミガメ(ミドリガメ)は、
甲羅干しの習性があり日光浴を浴びます。
その甲羅干しの習性を利用とした罠の装置です。
その装置とは、
『浮島型カメ捕獲装置』(日光浴罠)
実際の動画
捕獲し、駆除されるアカミミガメ(ミドリガメ)の殺処分方法は、
冷凍庫にて、−20℃以下48時以上保管。冷凍庫処理をして廃棄する場合、各自治体の分別や廃棄処理基準に従い、一般ゴミ又は事業ゴミとして廃棄するのが、一般的との事。
現在、大学などでアカミミガメが肥料になるのを研究で分かっているので、今後は肥料化にして行く事もあるようです。
また、『外来種のアカミミガメを捕獲し解剖しよう』のイベントもあり、親子参加多数です。
アカミミガメ捕獲と解剖実習
アカミミガメの捕獲と解剖についての
詳しい記事は、こちら2つをご覧下さい。
↓↓
甲羅干しをしながら暮らしているところを、
親子で捕獲や解剖に参加して、
生きたままの亀の甲羅を子供に剥がさせ、子供にも解剖をさせるなんて❗
生き物を捨ててはいけない。
生き物を殺してはいけない。
と教えてあげるのが親の役目ではないのか?
自分も家族に捨てられたら、
どう思いますか?
愛する人に捨てられたら、
どう思いますか?
自分が殺されたら、どう思いますか?
大切な家族や仲間が殺されたら、どう思いますか?
自分が、そうされたら嫌な事は、
他の人(生き物を含む)にも、
してはいけない事は、
道徳的な基本です❗
アカミミガメ(ミドリガメ)だって、
感情があって痛みや苦しみがあるのです。
ミドリガメのうちは小さく可愛いから飼う。
アカミミガメになって大きくなったから捨てるだなんて、
飼うのではなく買うの意識になっていませんか?
レンコンなどの農作物が被害に合うのは、
人間が遺棄した事が原因です。
アカミミガメ(ミドリガメ)が原因のように、
ニュースにされてますが、
アカミミガメは何も悪くない❗
遺棄した人間が原因でしょ❗💢💢
どの、生き物も目先だけで飼うのではなく、
最期まで世話をする事が出来るかを考え、飼えなくなった場合に後継者を見つけておく必要があります。
生き物を飼う事は、
親が子供を育てて行くのと同じなのだと意識を持って下さい。
※画像と動画は、沢山のアカミミガメの記事からお借りしました。
※私はスマホでブログを作成しています。
関連記事を2つ貼付したいのですが、
Amebaから6万字以内にして下さいとの事で投稿出来ず、
関連記事を除きます。
最近、こういう事が多いです。