現在、日本に存在している様々な野生動物が危機に晒されています。
その危機をもたらすのは、
外来生物と言われている動物です。
この外来生物は環境問題の一つとして、広く話題になっています。


また、外来生物は動物だけではなく植物も指定されているのもあります。

オオキンケイギク
アレチウリ
オオブタクサ
ナガミヒナゲシなどです。






まず、以前に記事をあげた
クジャクについてです。

インドではクジャクは、
「神聖な鳥」として扱われ、国鳥として大切に保護されています。

東山動物園 孔雀 インドクジャク

 
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優雅な羽の美しいインドクジャク✨✨


ところが、日本では「要注意外来生物」と見なされ、
見つけ次第、駆除(殺処分)の対象となっています。

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外来種として敵視されている
インドクジャクについては、
以前の記事を参照して下さい。






他にも日本で有名な外来生物は、

アライグマ 【特定外来生物】
ハクビシン
アメリカザリガニ 【緊急対策外来種】
アカミミガメ(通称・ミドリガメ) 【緊急対策外来種】


ここでは、あげられないほど
外来生物と指定されている生き物が沢山います。




特に、特定外来生物として目立っているのがアライグマのようです。


世界名作劇場で人気のアニメ。
『あらいぐまマラスカル』


ラスカルの人気で、アライグマのペットブームがあったようです。






アライグマは、北アメリカ大陸原産の中型の哺乳類です。
ペットや動物園での展示の為、
日本に輸入されて来ました。
しかし、力の強さや気性の荒さから、ペットとして飼われていたものが捨てられたり、逃げたりして、それが野生化し日本各地で繁殖しています。

農産物やゴミを荒される被害が多数の為、見つけ次第、駆除(殺処分)の対象になっています。

外来種による深刻な問題!どんな悪影響があるのか?




次の記事では、
アライグマによる被害額が、
21年度の農作物被害は4億1400万円だそうです。
19年度では全国で6万6000頭を捕獲し駆除されたようです。







日本は有数の生物輸入大国です。

動物園の鑑賞用やペットとして輸入されて来た結果が、
最大4億円の被害額になり、
多くの命が駆除されて来ています。




そして今だに、多くの生物が輸入されて来ています。
輸入自体を禁止しないかぎり問題は永遠に続きます。


輸入制限ではなく、
輸入自体を禁止するくらい厳しい施策が必要だと思います。






※画像は、お借りにしましたm(__)m