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今回は、日本の動物実験の代替法の話しです。


動物愛護の問題で、サルやマウス、ウサギや犬などの哺乳類を使うのは難しく代替として使われているものがあります。



動物実験の代替とされているものが、
蚕(カイコ)の幼虫です。



カイコを糖尿病にさせたり、
ウイルスに感染させたり、病気モデルのカイコが作られており、実験が展開されています。

抗生物質などの効果を確かめるのに、
手の指に乗せるぐらいの小さなカイコの身体に注射器を刺したりします。



また、病気や新薬の他、
ヨーグルトの乳製品や食料品にも、代替法にカイコの幼虫を使って実験が展開されてます。
 


↑↑

こちらの記事、全3ページから、

一部を転載致します。


※※※一部転載※※※


カイコにADMEの過程があることを確認しました。ADMEとは、毒物や抗生物質などの化合物が体内で吸収(Absorption)、分布(Distribution)、代謝(Metabolism)、排泄(Excretion)される一連の流れ(体内動態)のことです。カイコはヒトやマウスと共通のADMEを持っていることから、薬品や毒物の実験に利用できることが分かりました。


カイコとヒトは消化管の構造が共通している。このことも食品や医薬品、毒物試験を行う上では重要なポイント


「近年、動物愛護の観点から動物実験を行うことが難しくなっています。特に化粧品業界や食品業界では、新製品の開発に影響するほどです。その点、カイコは長年にわたり養蚕に使われてきたため、産業用昆虫としての利用が社会的に認められています。

 コストについては、卵1個当たり数円程度、幼虫にするまでのコストは、エサ代や人件費などを含めて1頭当たり約30円程度です。カイコは小さなケージで大量に飼育できますし、動きが鈍く、逃げ出さないため特別な設備が不要なので、設備投資も抑えられます」



カイコの体に免疫賦活化作用をもつ物質を注射すると、筋肉が収縮して体長がぐっと縮まります。免疫賦活化作用が強いほど、カイコは短くなります。このユニークな特性を活用し、免疫の働きを向上させると言われる緑茶やキノコ、ブロッコリーなどを比べてみると、乳酸菌には強い作用があると分かりました。さらに多数の乳酸菌をスクリーニングしたところ、キウイフルーツから採取した「乳酸菌11/19-B1株」に特に強力な免疫賦活化作用があることを発見しました。

乳酸菌11/19-B1株を配合したヨーグルトは、東北協同乳業などから発売されている

※※※転載終わり※※※

以上、3ページの中から選らんで、
一部ずつ転載しました。詳しくは上記の記事を全部、お読み下さい。
上記の画像のように、カイコを使った実験でヨーグルトが発売されています。



哺乳類を使うと、動物愛護に問題があるから、代わりにカイコという昆虫を実験に使って製薬会社や食料品会社が現実に展開されています。


動物愛護に問題があるなら、
カイコも問題ですよ。
同じ生き物です❗


サルやウサギやマウスや犬などの哺乳類は「脊椎動物」で、
カイコなどの昆虫は「無脊椎動物」ですが、
昆虫も脳や内臓があり、
脳があるという事は思考があり感情があるという事で、
刺激を与えれば、人間と同じように痛みと苦しみを感じる事は、
科学的に証明されています❗
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例えば、ゴキブリに殺虫剤をかけたら、もがき苦しんで死にます。


「一寸の虫にも五分の魂」

昆虫にも心はあります。


ムカデのお母さんは、
子供達が一人達をするまで飲まず食わずの日々で、
身体を丸くして外部の敵から子供達を守り大切に育てます。
母の愛ですね♡♡

ムカデ(百足)が育児休暇中です…2014・8・18_f0231709_20443389.jpg
 





次の記事は、
哺乳類を実験に使うと、動物虐待だと批判されるので、蚕(カイコ)を代替すれば
批判が少く済むと言っています。
 そして、驚いた事に、
ノエビアは動物実験を行なわれていない化粧品を販売されてますが、こちらの記事を読むと
動物実験の代替に、カイコを実験している?
↓↓





次の記事も、哺乳類を使っての
動物倫理の問題や、飼育コストを解決する為に、
カイコを動物実験の代替として
展開されている記事です。

 ↓↓







次の記事の中には、正論があります❗

北米の科学者の集まりであるScientists Center for Animal Welfare (SCAW)による「動物実験処置の苦痛分類」には、『無脊椎動物も神経系を持っており,刺激に反応する。従って無脊椎動物も人道的に扱われなければならない。』
と書かれています。
正論です❗
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日本は動物実験大国です。
欧米では、医科大学の医学部、獣医大学でさえ 非人道的であるとして動物実験を廃止し、哺乳類や昆虫を使わないで、模型などの代替法を用いる学校が沢山あります。
そして、立派な医師になっていますし、効果の高い新薬も開発され、哺乳類や昆虫を実験に使わない食料品も展開されています。
 
動物愛護の反対の声、つまり、動物愛護の観点から哺乳類を実験にするのは難しいと解ったなら、生き物を使わない代替を、何故しないのでしょうか?

日本が、カイコを代替に発明しました。

動物実験をされていない商品と言っておきながら、カイコを使っていたら同じだと思いませんか?
同じく脳があり内臓があり感情がある生き物でしょ❗
矛盾してますよ❗
あまりにもカイコの命を軽視しすぎです❗
命を何だと思ってるの?💢💢

私は動物実験に反対ですが、
カイコも生き物なのでカイコを代替にするのは納得できません❗



欧米は、代替を模型にして立派な研究結果をあげています❗



これからは、動物実験をされていない商品だからと安心せず、
実験の代替にカイコなどの他の生き物が使われていないか?
メーカーに問い合わせをして気を付ける必要がありますね。





そして、カイコは高級布と言われている、
シルク(絹)製品の為に、
人間が着飾る為だけに、
毎年7000億匹のカイコが繭を作り、用済みになれば茹でて殺されています。
その工程は残酷です。
詳しくは、キリさんの記事をご覧下さい。
↓↓




 


※画像は、お借りしました。



尚、同じ志の方(ヴィーガン)、
これから動物を搾取しない努力をして行かれ方のコメントやメッセージは歓迎しますが、
そうではない方は、ご遠慮願いますm(__)m
分かり合えない方とは時間の無駄ですので。



ここまで、お読み頂きまして、
どうもありがとうございましたm(__)m