こんにちは

 

今日のくぅちゃん

体重 89.9g ポーン

昨日の飲水量は 7.6g

昨日の食事量 7.0g

うーん、お留守番の日が一日入っただけなのに、すぐさま痩せてしまう分離不安症候群のくぅちゃんオカメインコ
…飼い主は長時間の外出が出来ませんチーンガーン
まあ、食料品さえ買いに行ければ…何とか生きては行ける…ハズアセアセ
熊の出る田舎なので、4時間くらいは買い物に必要だけど。

4時間くらいは問題ないくぅちゃんです。

今日は2019年の悪夢の車中泊をして、ヒョウゴ―からトウキョーゥへ移動した話を書こうと思います真顔。500キロを超える長距離移動です。

この時の私の選択ミスは一生忘れられない最悪のものとなりました。
くぅちゃんオカメインコにとって人生…いや鳥生にとって、一番苦しい移動となったのです。
 

2017年から、我が夫氏の定期異動は8月になり、主人はオキナーワのリトーゥからトウキョーゥへ。私はヒョウゴ―からトウキョーゥへと向かうことに。

ここで問題が発生する。私の愛車はどうするんやハッ
 

私はこのころ、ワンダーコアで鍛えまくっていたので、体力気力に自信があった筋肉
それが、こうも裏目に出るとは…。

私の選択ミスは「自走して東京に行くことを選んだ」こと。

今思えばくぅちゃんオカメインコと新幹線新幹線前に乗って、ビューンと行けばよかったのだ。
車は業者に任せればよかった。
しかし私は、くぅちゃんを連れて1泊車中泊をしつつ、東京に向かうことを選択した。

確かに転勤先で車があれば便利だろうが、行き先はトウキョーゥ。
何でもあるし、コンビニもスーパーも何でもあるはずなのに、なぜ車を持っていこうと思ったか、今思えば謎であるガーンもやもや

8月の車中泊に備えて、発泡スチロールとパソコン用のファンを、電池を使って作る簡易クーラーを準備して、後部座席用にエアークッションを買い、サンシェードを買う。
…今思えばこんなの全部無駄遣いじゃんドクロ
因みに簡易クーラーはこんなの。こちら
くぅちゃんは引越しが近づくにつれ、何やら落ち着かなくなっていた。
100gあった体重が97gになっている滝汗ガーン

忘れもしない8月某日(お盆前)、私は荷物を前日に出し、

くぅちゃんとケージとタオルケットとわずかな荷物しかない部屋で、床の上で直に寝た。翌日起きたら体はバキバキだった。
 

翌日、移動初日くぅちゃんオカメインコは食欲が無かった。
それでも決めたからには実行せねばならない。
しかし、いざ出発するという当日からハプニングがつづく。
最後の点検に来ると言ったマンションの管理会社が来ない。待っても待っても来ない!
とうとう電話したら「忘れてた」と言われ…。鍵をポストに入れて出って行っていいよと言われるムキー

出発が遅れたために、出発は2時間遅れ。炎天下の中を走る羽目になり、車内のエアコンをめいいっぱい強めるも、とにかく熱い。
くぅちゃんはケージごと助手席に積んだのだけれど、車内の揺れに耐えられず、肩に乗せることになる。ここでビビりの私は何か一つ手元の操作が狂って、車の窓が開いたらロストに繋がるという恐怖を味わったゲロー

しかもくぅちゃんは、私の恐怖を感じ取ったのか、肩に乗ったまま私の頬に身体を寄せて来る。暑い…チーン

私はルーミィだと暑くてダメだろうと、ケージごと移動するという試みがここで失敗したことを悟る。とにかくケージに入らないくぅちゃんオカメインコ。水もご飯も食べようとしない。
運転に集中しなければならない私は、とにかく緊張しまくる。
飲まず食わずで走り続けること数時間、私は口に生麦の穂を咥え、肩に乗ったくぅちゃんがなんとかその小麦だけはしゃぶるという、珍光景を作り出した。

並走車の人から指をさされまくる。薔薇ブーケ1を咥え踊るわけではない、麦を咥えて運転するオバちゃん、しかも肩にはオカメインコ…そらカオスだ魂チーン

本来新東名を走るはずが、事故による通行止めという情報がはいり、ルートの変更を余儀なくされる滝汗。東名高速のハママーツにたどり着いたのはもう夜の7時泣
やれやれ、シャワーを浴びようと、サービスエリアでその施設に向かうと女性用が故障、…物騒な世の中のせいで男性用のシャワーは使えなく、結局身体を拭くことしかできないムカムカ

汗で不快な中、簡易クーラーを回してエンジンを切って、後部座席で寝ようと思うけれど、寝れない。うるさいのと、やっぱり光がチラチラ見えて気になってしまう。
簡易クーラーのおかげで、温度は25度までは下がるのだけど、湿度が高いガーン
不快指数が半端なく高いし、くぅちゃんは怖がってあまり寝ない。

全然食べないくぅちゃんが心配で私も寝れない。

夜明けが来たら、一気に走り抜けようと決意して、うとうとしながら過ごす。

翌朝4時、夜が明けたので、簡易クーラー用に板氷を多めに買って、
トイレで顔を洗って歯を磨き、東名高速をひたすら駆け抜けた。
順調に駆け抜けてアシガーラまで来たらそこから悪夢の渋滞であるガーンゲロー
この時既に10時過ぎ、私が遅いのだろうか?安全運転できたけれど、なにせアシガーラから渋滞である。理由はトラックの事故ガーン

エアコンの効きが、めっちゃ低下する、恐怖の灼熱高速道路ガーン
サービスエリアでボンネットの上に水をかけると一気にエアコン機能が復活する電球
のろのろ運転でアスファルトの熱が車に絡みつく。こまめにサービスエリアで簡易クーラーの板氷を買い替え、溶けた冷水を車にぶっかけながらトウキョーゥのオオタークに着いたのは14時過ぎだった魂

首都高は狭いし車間距離を取らない車が多いし、恐怖で何度もちびりそうになったチーン。そして何とか社宅にたどり着いたものの、食欲なんて湧きはしない。
くぅちゃんオカメインコもくたくたで全然食べようとしなかった。

いやな予感で胸騒ぎがする。
夕方に久々に夫と出会うも、くぅちゃんがご飯を食べないことが心配で心配で。

くぅちゃんの体重は91gまで減っていた滝汗

 

しかしその夜、少し食べてくれたので私は安心して眠りについたのだが…、
あさの3時に物音がして目が覚めた。

その物音は、くぅちゃんが食べたものを吐いた音だったのだ滝汗ガーン

朝の3時なので、とりあえず様子を見て、くぅちゃんを落ち着かせて休ませる。
そして翌日の体重は89gになっていたゲッソリ

 

もうワタクシは気が気ではない。
その日は、ワタクシはずっとくぅちゃんのそばに居た、転居届など後回しである。
 

食は細いものの何とか食べているので、大丈夫かなと思っていたけれど、本鳥は凄くだるそうで、いつものような元気がない。食べてはいる、でもいつもならキラキラしてる超絶可愛いお目目に力が無い。

すぐに動物病院を探すもその日は土曜日。しかも私たちはトウキョーゥのオオタークに来たばかり、そして何せお盆休み直前の土日。どこもやっていないゲッソリ

一応、お盆初日にあたる3日後に鳥専門の病院病院に予約を入れる。
早く病院に連れて行かなきゃ、くぅちゃんはオカメインコ確実に私の元から離れてしまうと悟った。

そしてその夜というか朝、まただ、朝の4時にくぅちゃんが吐いた。
この時のくぅちゃんの体重は84g
まずい、4日で10g以上の体重減。
 

私はもう冷静でいられなく、鳥友達のYさんに朝っぱらから電話をしてしまう。

「くぅちゃんが死んでしまう!、どうしようどうしよう」と言った記憶はある。

ここで、Yさんの紹介してくれた病院病院にくぅちゃんは入院することになるのだが、その話はまた後日。

私はこの時、冷静さを失うということを久しぶりに味わったチーン
ワタクシ、正直あまり動じないオンナで親が倒れても「うーん、一応喪服は持ってくか」くらいに緊急時にでも余裕のあるタイプだったのだ。
手術の時も、「ああ、今私の腸切ったな~、ライト見ちゃおう。映ってると思うし」とかそういうタイプである真顔

しかし可愛い可愛い雛菊丸を失い、翌年にさくらを失い、こんどはくぅちゃんか。
もう失いたくないという気持ちで、私はボロボロで、プライドも何もなくYさんの電話で泣きまくった。


結果的にくぅちゃんは危機を脱して、いまや19歳である。
Yさんは本当にすごい人だった。彼女がいなければ今のくぅちゃんは居ない。
 

この異動時の私の最大の過ちは、過信アセアセ
すベて己の過信である。私はこのときの移動から、常にプランはAとBを用意し、最大限リスクのない方を取る、ということに決めた。

私は全国の転勤族に伝えたいと思う。
盆と正月の移動は絶対に止めろ、と。何かあっても動物病院はやってない。
イレギュラーなことがあったら即詰むぞ、と。
禿げ上がるくらいの恐怖を味わったワタクシの切なる願いである。
もう、弱い子がいるならば移動先の動物病院に予約を入れてから引越しした方がいい…。

しかもくぅちゃんはこの1年後にまた引越しするのである笑い泣き
その時の話もまたいつか。

 

この写真は約20年前のくぅちゃん。(2004年)

今とあまり変わりませんねちゅー
 



それではみなさんごきげんよう。
次回はどの話を書こうかな。
なにか役に立つ話ができたらいいな。