こんばんは。
今回もいつも通りくだらないことをつらつら書いていく予定でしたが、
やっぱり書いておきたいことがあります。
昨日で震災から2年が経ちました。
実感が湧かないほどの人の命が失われてしまったこと。
今も被災地で懸命に生活している人がいること。
メディアは懸命にこの震災を風化させないように努めていると思います。
それがいつまでも続いていってほしいと強く願います。
大抵のニュースはどんなに大きな事件でも、
ある一時を過ぎれば報道されなくなります。
それは毎日新しい事件が起こる以上仕方がないことであり、
それに伴って人の記憶も更新されていきます。
しかし過去にされたニュースがなくなるわけではありません。
裁判によって終息を迎えたり、もしくは解決されなかったり、
ニュースには必ず続きがあります。
たとえば少し前に起きた、
アルジェリアのテロで日本人が亡くなった事件。
エジプトの気球が墜落した事件。
一時期はあれほどセンセーショナルに報道されたにも関わらず、
驚くほどの速さで風化されていきました。
その時、私は初めて記憶が失われていく怖さを感じました。
人の死が世間でどんどん薄れていく感覚を知ってしまったからです。
メディアを皮肉っているわけではありません。
新しいニュースは常に報道されていくべきです。
社会は事件から何かを学び、それを活かして改善されていかなければなりません。
しかし、アルジェリアのテロについてはどうでしょうか。
他の国の事情であるからといって深く関与しようとせず、
日本人が殺されたことだけを報じ、悲しみ、過ぎて行ったように思われます。
国政については私が軽々しく語れるほど簡単なものではないことはわかっています。
それでもこの事件に何の解決策も提示されないことに、私はひどく疑問を抱きました。
だいぶ話が逸れてしまいましたが、
私は震災がそのようになってほしくないです。
日本は復興に向けて頑張っていると思います。
経験を活かし、色々な対策や発明を編み出しています。
しかしまだ復興が進んでいない面があるのも事実です。
その両面があることを、人々が忘れないように報道を止めないでほしい。
私たちは震災から学ぶことがまだたくさんあります。
あれから2年という節目を迎えました。
毎日新しいニュースが流れていきます。
しかし2年前、多くの人が震災で亡くなった。
私たちはその過去を、事実を決して忘れてはいけない。