加計学園は虚偽の報告をしていた! | 衆議院議員・岡島 一正の時事点描 「誰にもチャンスと温もりある豊かな国へ」

加計学園は虚偽の報告をしていた!

おはようございます。私は既に衆議院内に入っています。今日は衆参予算委員会で集中審議が行われます。

先週末になって、唐突に加計学園が加計理事長と安倍総理による15年2月25日の「いいね」面談は虚偽で誤った報告を愛媛県などに上げていた言い出しました。

しかし、これは無理筋です!愛媛県の新文書では、この日の安倍総理との加計理事長との面談を受けて、加計学園側は「(柳瀬)秘書官から資料提出の指示あり」と言い、3月24(火)に官邸を訪問して「最終調整中」とあります。

加計学園が安倍総理と加計理事長との面談でお墨付きを得たと認識し更には官邸サイドも同じ認識を持っていたからこそ、柳瀬秘書官は加計学園、愛媛県、今治市の代表者らと異例の官邸での面談を設定したのです。

加計学園が先週末に報告は誤ったものだったと突然に発表したのは、今日の集中審議を骨抜きにしようと仕組まれた発表です。元々、加計学園側は今日の集中審議にあわせて今朝、この発表をする予定だったとみられます。それが加計学園は慌てたのか誤って先週末に発表してしまったとみられています。

いづれにしても、加計学園が総理との面会を間違いとする文書を出した事は、今日の集中審議を潰そうという彼らの意図とは裏腹の結果を生み出しています。

加計学園自らが愛媛県文書に記録されている安倍総理と加計理事長との面談の部分だけを加計学園側の虚偽報告だったと発表した事は、逆に愛媛県側の文書が正しい事を証明する結果となりました!
安倍政権と加計学園側は、姑息な手まで使い出しました。

今の状況を冷静にみると、愛媛県のきちんと記録された文書に対して、そこで記された総理と加計理事長の面談を真逆に加計学園側の虚偽の報告だったと否定する加計学園当事者の文書も出揃ったのです。

今や、加計理事長を国会で証人喚問する道筋がはっきり見えたのです。加計理事長が出てくれば愛媛県側も堂々と国会で答えてくれるはずです。

加計理事長の参考人招致、更には証人喚問を実現する時です。中村愛媛県知事が官邸や与党など中央からの圧力に負けずに真実を提示してくれた正義感、勇気に私たち野党、国会が答える番です。