スパコン不正請求事件で視察第二段! | 衆議院議員・岡島 一正の時事点描 「誰にもチャンスと温もりある豊かな国へ」

スパコン不正請求事件で視察第二段!

昨日に引き続いて立憲民主党国会対策委員会では不正請求や詐欺などが取り沙汰さているペジーコンピュティング社が開発の為にサイトを借りている現場をみました。

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今日も川内衆議院議員をはじめ初鹿、中谷、松田の各衆議院議員と国対副委員長として私が午前9時に横浜市金沢区にある海洋開発研究機構を訪問しました。


この機構では捜査を受けている斉藤氏のペジーコンピューティングとエグザスケール社と今年の2月に敷地内のサイトを賃貸する契約を結んでおり斉藤氏の会社によって26台以上のスパコンが設置され開発が進められて来ました。


機構の話によるとこのスパコンの運用、開発は斉藤氏の会社が独自に行っているもので海洋開発研究機構自体は敷地を提供しているに過ぎないとの説明でした。

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また機構側は導入されたスパコンは安定性にはまだ多くの開発の余地を残すものの冷却システムや独自のCPUなどの革新性は将来に大きな可能性があるものとして敷地の賃貸に応じたと述べました。


今日の視察ではスパコンが設置されている現場には斉藤氏の会社からの許可が出ずに入る事は出来ませんでした。しかしスパコンの性能やそれに対する技術者達の関心の高さなどは明らかになりました。

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また、ペジー社とエグザススケール社が同社のスパコンを世界のスパコンの連立一次方程式を解く処理速度のランキングであるトップ500に登録する際には、海洋開発研究機構の名義で登録していた事なども明らかになりました。


こうした事から、問題になっているスパコンの性能の高さやその開発には公的な研究機関も大きな期待をかけて協力関係にあった事は確かなようです。


今回の二日間の視察で私たちが確認出来た事は上記のような事です。これらは決して今、地検などが進めているいる捜査の視点と同じ観点ではありません。また、研究機関をも斉藤氏の不正事件に絡んだかのような事を示すものでもありません。


しかし、私たち立憲民主党では、このスパコン問題で果たして国民の税金の無駄使いがなかったのかという視点を軸にして事実関係の整理を進めています。