板金塗装研修 1日目☆ | 岡山自動車大学校のブログ

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岡自大の日常をつづります!(^^)

!こんにちは!!

事務の藤谷です(*・ω・)/


前のブログでもお伝えしましたが、7月下旬に新しく完成しました

B.Pトレーニングセンター(板金塗装実習棟)。

この実習棟の設備を使った研修を、塗料メーカーの関西ペイントさん、

カーコンビニクラブのインストラクターもされているアーバンテクノ社長さんをお呼びして、

岡自大の教員・1級4年生を対象として行ったので、

その様子を数回に分けてお伝えしたいと思います目クローバー


1日目は、イタリア車フィアットのへこみを直し、塗装するという作業です音譜


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写真を見ると、インストラクターの左手の辺り部分が少しへこんでいるのが分かります。



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へこんでいる部分の塗装面を削って・・・


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専用の工具で引っ張ります!!

すると、へこみが直っていくのが分かります!!


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へこみが直ったら、サンドペーパーで周りを削ります

このペーパーも種類がいくつもあり、

目の粗いペーパーから順に細かい目のものへとかえながら削っていきます


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削ったところに塗る「パテ」を混ぜています。

パテとは、先程工具でへこみを直しましたが、

その後の、小さな凸凹を埋める為に使用する塗料だそうです!!

このパテを均一に混ぜるのは、結構コツがいるらしいですよ!!


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均一に混ぜたパテを削った部分に塗っていきます



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塗ったパテを機械で研いでいきます



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本校の教員も実際にやってみました☆

o(^▽^)o


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最後は、人の手でパテを研いでいきます

これでひとまず板金は終了。

次に、塗装作業に入っていきます。



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塗装!!の前に、塗料の調合をします。

この端末は関西ペイントさんとオンラインで繋がっていて国内外を問わず

全てのメーカ車のボディーカラーの塗料配合情報がダウンロードできます!

ダウンロードした情報は専用の計量器と連動していてどの塗料をどれだけ入れるかは、

全て機械が計算してくれるというハイテクシステムです!



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マスキングをしてサーフェイサー(下地)を塗装した後・・・一端マスキングをはがします


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そして車輌を最新式ハイテク塗装ブースの中へ移動し再びマスキングをし塗装します



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この塗装ブースのハイテク機能はブース全体に盛りだくさんなのですが

まず吸排気システム!見てください塗装を吹き付けたときのミストが全て車の下の

グレーチング(網目の部分)に吸い込まれているのが分かりますよね?

作業者はマスクをしていますがマスクをしていなくても平気じゃないの?という程の

完璧な吸排気システムです。ビニールで仕切っただけの簡易塗装ブースだとこうはいきません!


さらに本校で使用している塗料はハイブリッド塗料といって有害物が含まれていないんですって(^O^)

ブース内は常に一定の圧力に保たれていて外部からの細かいほこりも完全にシャットアウト

健康に優しい環境で最高の仕上がりが可能となります:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


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この後、乾燥させて完成☆となります。

塗装ブースは塗装モードから乾燥モードに自動的に切り替わり

バーナーで温度を調節すればなんと最短で15分間!で乾燥が終了します!すごい( ̄□ ̄;)!!

この日は朝から始まり夕方まで1日がかりの研修でした

車のへこみ一つを直すのにこんなにも色々な手順をふんで作業しなければ

ならないんですね・・・(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

車は大事に乗ろう・・と改めて実感しましたあせる

次回は、実習車日産マーチの天井部分の板金塗装の様子を

お伝えします!!| 壁 |д・)ノシ