私たちのグループでは、
インナーチェンジングセラピーという心理療法(心理セラピー)使って、カウンセリングをしています。
再決断療法、感情処理法、愛着のカウンセリング、人格適応論などの心理療法(心理セラピー)を組み合わせたものになります。
カウンセリングを通して、クライアントさんの毎日が、「楽に」「幸せ」になるお手伝いをさせていただいています。
今回は、「お別れのセラピー」についてのお話です。
私たちは生きていると、たくさんの 「お別れ」を経験します。
家族や親族との死別
親しい人の死
ペットロス
離婚
恋人同士の別れ
他にも、
結婚して,慣れ親しんだ名前(姓)との別れ
引っ越しをして、慣れ親しんだ家との別れ
転校をして、友達との別れ
身体の一部や機能との別れ
思い出の物との別れ
仕事や役割との別れ
独身や自由との別れ
人それぞれ、
たくさんのお別れを経験して生きています。
愛する対象を失ったり、
心の支えとなる対象を失うことを対象喪失と言います。
誰でも、大切なものを失うことは、辛い経験であります。
ですが、私たちはいくつかの段階を通りながら、
この辛い経験を、自分のパワーに変えることができると言われています。
そして、骨折した骨が治ったら、
さらに強い骨になるように、
私たちの心も、
辛い経験のあとは強くなるとも言われています。
だけど中には、
いくつかの段階を通らずに日々が過ぎてしまうと、
この辛い経験が原因で、
うつっぽくなったり、
元気がなくなったり、
やる気がなくなったりすることもあるんですね。
これらの症状は、
「お別れ」の経験から、しばらくはごく自然なことであると言われてます。
でも、
何年経っても続いてる時は、
この経験が原因になってる場合が多くあるのです。
例えば、
数年前に自分のお母さんが亡くなったとします。
もちろん、悲しいのですが、
悲しむ間もなく、次々とやらなければいけないことがやってきます。
お葬式はどうするのか?
葬儀屋へ連絡は?
誰に亡くなったことを伝える?
葬儀屋との打ち合わせ、
家族の喪服の用意、
来られた方への対応、
お墓問題、
お仏壇問題、
お父さんのこと、
遺品のこと、
お金のこと、
本当に忙しいのです。
心はどこか苦しいのですが、
「これも日にち薬で、時が解決してくれるだろう」と思いながら、日々が過ぎていきます。
だけど、なんかしんどいんです。
やる気がでないし、
何をするのもおっくうで、
ひどい時は寝込んでしまいます。
親を先に見送ることは、子どもの務めだし、
当たり前のこと。
そう思っているし、
もう何年も経っているから、
お母さんが亡くなったことと、
心のしんどさが結びつかないんですね。
カウンセリングにこられて、
お話しを聞く中で、
試しにお別れのセラピーをしてみると、
とても元気になって、
うつっぽい症状もなくなる方がたくさんいらっしゃいます。
なぜ?そうなるのかというと…
「いくつかの段階」のなかに、感情(気持ち)をたくさん感じるという段階があるのですが、
忙しさのあまり、
気持ちを抑えてしまったり、
がまんしたりするので、
その段階を飛び越えてしまうんですね。
これがしんどさの原因だと言われてます。
悲しみの感情は、前に進む為に必要な感情です。
悲しみ=弱さ
と勘違いしてる方もたくさんいますが、
悲しみ=その後強さに変わる
のです。
「お別れ」の経験は、
悲しみだけでなく、
「居なくなること」への怖さや、
「こんなの嫌だー!」という怒りや、
たくさんの感情があるのが、
とても自然なことなんですね。
セラピーで扱うのも、
主にこの感情のところです。
何年経っても、
何十年経っても、
心のなかに、
あの時の感情がたくさん残ってることも、
多くあるんです。
心の不調の原因が、
「お別れ」の経験によるものもあることを、是非知ってくださいね。
その「お別れ」の内容は、
人それぞれに違うこと、
そして、
お別れのセラピーを受けてみると、
心が軽く元気になって、次に進む力が出てくることが多くあることも、
知っていて下さい。
心のこと、学んでみませんか?

3月29日(土) 13:00~17:00
見学受付中


3月28日(土) 10:30~17:00
見学受付中


会場 新大阪ココプラザ
待望の夜コースです。
体験講座

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