ミーンミンミンミン…


昨日の朝今年初めて

大きく高らかに響く

ミンミンゼミの声を

聴いて“夏本番”って

思ったのですが…


今朝その訳がわかり

感動がございました…


今から約十年前になりますが

小豆島の叔母から送られた

オリーブの木や紅葉などの

いくつかの鉢植えの中に

“西洋ニンジンボク”が

一鉢含まれております


昨日は気がつかなくて

今朝水やりをしていて

気づいたのですが

蝉の幼虫の抜け殻が

くっついていたのです



懐かしい子供の頃の

記憶をたどると確か

蝉は幼虫の期間が長く

ずっと土の中で生活し


土から出て木に登った

幼虫は一夜にして

背中が割れて羽化して

成虫となり翌朝飛立つ


地上での約一ヶ月の生活

自分の子孫の顔も見ず

最後に輝き尽くして

寿命を終えるという…


何とも言えないです…


昨日ここから飛び立ち

人生の始まリだったと

思うと感動と同時に

儚さも相まって少し

複雑な気持ちに

なってしまいました…


今思えばワンシーズン

一度は必ず窓の網戸に

セミが来ていたのも

関係があったのかも…と


明日死ぬかのように生きよ

永遠に生きるかのように学べ


これはガンジーさんの名言


改めてこの世に生まれて

きた誕生は奇跡であり

ラッキーゾーンの入口


本来みんなその瞬間

輝かしく素晴らしい

運をもって生まれている事を

しみじみと感じました…


ステキな週末でありますように…