今日は六月晦日で

ちょうど半年の終わり


昔は夏の宮中などでは

“夏越の祓”と言って

半年の間に身についた

穢れを清める神事が

行われていたようで


丹波の氷室に冬から

保存していた氷を

夏負けをしないよう

食する儀式が

行われていたようです


庶民は三角形の外郎で

貴重な氷をあらわし

その外郎生地の上に

魔除けを意味する

小豆を散らした和菓子

その名が“水無月”です



ふと寛永堂さんの前を

通りかかった時に

ただ“水無月”という

文字のみがガラスに

貼られておりその文字に

引き込まれてお店に入り

教えて頂きました


季節のものや行事食を

いただく事で穢れを

清めたり暑気払いするなど

日本には沢山の風習が

ございますものね…


特にこの季節は無病息災

誰もが明るく健康に

過ごせますようにと

心から願うばかりです


今日は改めまして

日本独自の精神性や

文化に触れる事ができ

元気を頂きました…感謝