変異株が猛威をふるう

新型コロナの第4波は

マスクをしていても

しっかり感染対策を

していても経路不明で

陽性者が出ているような


波は静まる気配もなく

日々増大する感染者数に

不安やどうにもできない

虚しさを感じてしまいます


どれだけ科学が発達しても

未だに自然にはかなわない

ただただ理屈や理論ではなく

目に見えない大いなる

ものにすがりたいと

思う人が増えるのも

うなずけます…


奈良の東大寺の大仏様も

その当時流行した疫病の

終息を願って建立されたと

聞いた事がございます


時代はさかのぼっても

人々のやりきれない思いを

ほんの少しでも和らげるのが

“宗教”だったと思いますし


何があっても有難いと

思うのは“人の心”であり

“愛”ですものね…


どんなひどい事があっても

絶望せずにいられるのは

家族や他社との“愛”や“絆”が

あるからこそであり


人は人とのご縁を結び

縁を得て“運”に恵まれます


二日前の母の日に

美人の花と称した一種

“百合の花”を思った時に

思い出された事ですが


藤木先生が作詞された

“嗚呼沖縄”という鎮魂歌

その歌詞の中には

“白い心の姫百合の花”

という部分があります


確か姫百合はオレンジや

黄色の花なのになぜ

“白い”としたのかを

聞いた事がございました


沖縄に自生しているのは

姫百合ではなくて

白いテッボウユリらしく

ひめゆり部隊の女の子達


彼女たちのなかに

先生は女神を観た…と


傷病に体をかし

心を尽くし

兵の涙を知り…と

歌詞は続くのですが


まさに今医療の現場で

新型コロナウイルスの

治療に心を尽くして下さる

多くの関係者の方々に

心から深く感謝の気持ちで

いっぱいになりました…


目に見えない

大いなるものの愛


愛というのは人間が

生きていく上で

どうしても必要なもの

肉体に対する栄養が

必要なのと同じように

精神に対する必要不可欠

な栄養が“愛”ですよね


今日は昨日と違って

気温が下がり肌寒いですが

笑顔を忘れず免疫力を

上げていきましょう…